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現在相場考察

2021年4月以降としては最も安価といえる、ロイヤルオークエクストラシン15202ST.OO.1240ST.01

2024年10月20日更新
オーデマピゲのロイヤルオーク15202ST.OO.1240ST.01について斉藤由貴生が執筆。本記事では2024年2月の安値と2024年10月の安値を比較し現在相場を考察。この0年8ヶ月での変動は¥-1,338,000だった。

ロイヤルオーク エクストラシン 15202ST.OO.1240ST.01についての考察(2024年10月)

前回、この15202ST.OO.1240ST.01をお伝えしたのは今年2月でありますがその際は約973万円といった様子でした。

その際、回復状態となっていたのですが、それから今にかけてエクストラシンは再びの値下がりとなっている様子。

現在ボトム価格はなんと約839万円となっているのですが、これは2021年4月以降としては最も安価といえる状態であります。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2024年2月
の安値
2024年10月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
エクストラシン
15202ST.OO.1240ST.01
中古 0年
8ヶ月
¥9,731,000 ¥8,393,000 -1,338,000 86.25%

15202ST.OO.1240ST.01は、2021年2月頃まで500万円台という価格帯だったのですが、その後在庫が激減。しばらく売り出しがない状態が続き、再び現れた4月には1000万円超えとなっていた経緯があります。

その後も上昇傾向が続き、同年6月には1100万円台に到達。その際、ノーチラス5711/1A青文字盤に迫る勢いとなっていました。

そして、2022年2月には一時1770万円台となったわけですが、それをピークとしてそこからは下落に転じます。

2022年8月には1070万円台にまで下落したわけですが、同年10月には1330万円台にまで回復。1000万円割れとなることはありませんでした。

それが2023年からは様子が変化。4月に15202ST.OO.1240ST.01は940万円台となり、2021年4月以降としては、初めて1000万円割れとなってしまったのです。

その後、15202ST.OO.1240ST.01は下落⇒回復といった値動きをするわけですが、今年2月時点では970万円台にまで回復。ただ、それでも1000万円以上とはなりませんでした。

そんな15202STエクストラシンですが、現在再びの下落となった結果、その水準は2021年4月以降としての最安値状態になってしまったわけで、目立った値下がりとなっているのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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