2021年秋から目立った上昇傾向となり、2022年に340万円台に達していたカラトラバの5196J-001。
これは、YGの手巻き96系といった「最もオーソドックスなパテックフィリップ」といえる存在ですが、このようなモデルが目立った上昇となるのは、驚きでした。
また、5196J-001は2022年8月といった時期にも「過去最高値」といった状態になっていたわけで、当時下落傾向となっているモデルが多いなか、逆に値上がりするという動きを見せていたのです。
その後も5196J-001は、目立った下落とはならず、長らく300万円台キープといった様子を見せていたといえます。
しかしながら、今、そんな5196J-001は下落傾向となっている様子。
現在、5196J-001は約269万円となっているのですが、これは2021年10月水準よりも安価となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年8月 の安値 |
2024年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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パテックフィリップ
カラトラバ 5196J-001 |
中古 | 2年 2ヶ月 |
¥3,418,000 | ¥2,698,000 | -720,000 | 78.94% |
5196J-001の2020年6月水準は約161万円でしたが、長らく5196J-001はそのような水準が続いていたといえます。
それが2021年の秋頃になると様子が激変。10月には277万円といった水準にまで上昇したという経緯があります。
そんな5196J-001は、その後も2021年10月水準より高値という状態を長らくキープしていたのですが、2024年10月の今、3年ぶりに「2021年相場を下回ってしまう」という状態に変化。
現在の様子は、5196J-001としては、記録に値する値動きだといえます。