オイスターパーペチュアルは、2020年に126世代に移行しましたが、その際展開された文字盤は、「真っ赤」や「イエロー」など、それまでのロレックスでは見られない色が展開されました。
その中でも、特に大注目となったのが124300のターコイズブルー文字盤であります。
これは、“ティファニーブルー”のような色合いであるわけですが、パテックフィリップノーチラスにおいてもティファニーとのWネームモデル5711/1A-018が2021年に発表。
ターコイズブルー文字盤は、現代における「激レア人気モデル」の代表格といった色合いになっているように思います。
さて、2020年に登場した124300ですが、2022年には生産終了。結果的に2年しかラインナップされなかったため、より「レア」という印象が強まったといえます。
そんな124300ターコイズブルー文字盤ですが、今の相場は「随分高くなっている」という状態。
現在水準は約488万円となっているのですが、これは多くの人気モデルが過去最高値となっていた2022年2月水準を約70万円をも上回るのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年2月 の安値 |
2024年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
オイスターパーペチュアル 124300 ターコイズブルー文字盤 |
中古 | 2年 8ヶ月 |
¥4,180,000 | ¥4,885,800 | 705,800 | 116.89% |
この124300ターコイズブルー文字盤は、2022年に生産終了になったわけですが、少し前まで“安価”と思える状態になっていた時期があったといえます。
その際、124300ターコイズブルーの人気に陰りが見えたかのように思えたのですが、それが今や大反発。
現在水準は、2022年2月よりもだいぶ高値となっているのです。
また、現在の約488万円という状態は、現行のデイトナSSモデルである126500LN黒文字盤をも大きく上回る水準。
オイスターパーペチュアルは、エントリーといった位置づけのモデルであるため、かつてこのような「プレミアム状態」はありえませんでしたが、124300のターコイズブルー文字盤は、現行デイトナ以上の相場となっているわけです。