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現在相場考察

2022年2月水準を約70万円をも上回る、オイスターパーペチュアル 124300ターコイズブルー

2024年10月27日更新
ロレックスのオイスターパーペチュアル124300について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年2月の安値と2024年10月の安値を比較し現在相場を考察。この2年8ヶ月での変動は70万5800円の値上がりだった。

オイスターパーペチュアル 124300 ターコイズブルー文字盤についての考察(2024年10月)

オイスターパーペチュアルは、2020年に126世代に移行しましたが、その際展開された文字盤は、「真っ赤」や「イエロー」など、それまでのロレックスでは見られない色が展開されました。

その中でも、特に大注目となったのが124300ターコイズブルー文字盤であります。

これは、“ティファニーブルー”のような色合いであるわけですが、パテックフィリップノーチラスにおいてもティファニーとのWネームモデル5711/1A-018が2021年に発表。

ターコイズブルー文字盤は、現代における「激レア人気モデル」の代表格といった色合いになっているように思います。

さて、2020年に登場した124300ですが、2022年には生産終了。結果的に2年しかラインナップされなかったため、より「レア」という印象が強まったといえます。

そんな124300ターコイズブルー文字盤ですが、今の相場は「随分高くなっている」という状態。

現在水準は約488万円となっているのですが、これは多くの人気モデルが過去最高値となっていた2022年2月水準を約70万円をも上回るのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年2月
の安値
2024年10月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
オイスターパーペチュアル
124300
ターコイズブルー文字盤
中古 2年
8ヶ月
¥4,180,000 ¥4,885,800 705,800 116.89%

この124300ターコイズブルー文字盤は、2022年に生産終了になったわけですが、少し前まで“安価”と思える状態になっていた時期があったといえます。

その際、124300ターコイズブルーの人気に陰りが見えたかのように思えたのですが、それが今や大反発。

現在水準は、2022年2月よりもだいぶ高値となっているのです。

また、現在の約488万円という状態は、現行のデイトナSSモデルである126500LN黒文字盤をも大きく上回る水準。

オイスターパーペチュアルは、エントリーといった位置づけのモデルであるため、かつてこのような「プレミアム状態」はありえませんでしたが、124300のターコイズブルー文字盤は、現行デイトナ以上の相場となっているわけです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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