7月に約155万円に上昇していた初代ディープシーの116660黒文字盤ですが、そこから今にかけて値下がり傾向となってしまっている様子があります。
現在水準は約145万円といった状態なのですが、これは7月水準に対してちょうど10万円の下落です。
なお、116660黒文字盤は、今年7月時点で「セラミックベゼル最安値を脱した」となっていたのですが、今回の値動きによって再び“最も安価なセラミックベゼル”というポジションに戻ってしまいました。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年7月 の安値 |
2024年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
シードゥエラー ディープシー 黒文字盤 116660 |
中古 | 0年 4ヶ月 |
¥1,558,000 | ¥1,458,000 | -100,000 | 93.58% |
7月から現在にかけて、ディープシーは値下がり傾向となっている一方で、サブマリーナーの114060は下落となっている様子がありません。
それどころか、114060は若干の上昇傾向となっており、現在ボトム価格(ABランク以上)は、なんと約156万円という水準。
このディープシー116660の7月水準に近い状態となっているのです。
現在の様子を見ると、116660と114060は逆転してしまったといえます。
ちなみに、定価の観点ではディープシーが最も高いわけで、本来であれば『サブマリーナーノンデイト⇒デイト⇒ディープシー』という序列が正しいのですが、ディープシーは最も安価という立ち位置。
そういった意味で、長年116660の黒文字盤はお得感があるといえます。
記事準備中に140万円台前半という個体が複数ありましたが、それぐらいの価格帯ではすぐに売り切れてしまうようですから、底力はあるモデルだと思います。