ロレックスのK18スポーツモデルで「最も安価」という存在になっているのが、ヨットマスターの16628だといえます。
ちなみに、ヨットマスターにはボーイズやレディースサイズも存在しますが、「メンズサイズ」としては、この16628が最も安価となっているのです。
ヨットマスターは、デビュー当初「K18モデルのみ」という豪華なキャラクターだったため、5桁世代のK18スポーツモデルとして、16628の数が多く、また現在ではサブマリーナーやGMTマスター2のようなベゼルが好まれるため、長らく安価なK18スポーツモデルとなっていたのだと思います。
そんな16628には、いくつかの文字盤色が用意されていますが、中でも最も安価なのが白文字盤です。
そして、この白文字盤の16628は、今年2月に300万円割れという状態だったわけで、一時「非・スポーツ系との差があまりない」となっていたほどでした。
そんな16628ですが、今年6月には350万円台に回復。
なお、16628は2023年5月に348万円となった際、「過去最高値」といえた状態だったため、6月水準はそれを上回る相場だったのです。
そんな16628の白文字盤でありますが、現在水準はどうなっているかというと、なんと「値上がり」となっている様子が見られます。
現在、16628白文字盤は約392万円となっているのですが、これは「ようやくロレックスのK18スポーツ系らしい価格帯になった」といえる状態だと思います。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年6月 の安値 |
2024年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ヨットマスター 白文字盤 16628 |
中古 | 0年 5ヶ月 |
¥3,570,000 | ¥3,927,600 | 357,600 | 110.02% |
16628白文字盤は、6月⇒11月の5ヶ月間で約35万円の上昇となったわけですが、この値動きによって、2024年も過去最高値更新となりました。
先のように、16628は2023年に340万円台に達した時点で「最も高値」といえたのですが、現在水準は390万円台。
2023年の過去最高値を大きく更新したといえる状態であります。