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現在相場考察

3ヶ月間で約260万円以上も下落、ロイヤルオーク5402ST

2024年11月7日更新
オーデマピゲのロイヤルオークについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2024年8月の安値と2024年11月の安値を比較し現在相場を考察。この0年3ヶ月での変動は¥-2,638,800だった。

ロイヤルオーク 5402STについての考察(2024年11月)

初代ロイヤルオーク5402STは、ラグスポの「元祖」であるため、偉大なモデルだといえます。

そういった文脈的な“偉大さ”だけではなく、5402STはオリジナルの雰囲気とヴィンテージ感が魅力的。

とても格好良いモデルだといえるわけで、数も少なくレア感が強い1本だといえます。

しかしながら、そんな5402STは現在値下がり傾向

今年8月時点で1133万円となっていたのが、11月現在では、なんと約869万円となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2024年8月
の安値
2024年11月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
5402ST
中古 0年
3ヶ月
¥11,330,000 ¥8,691,200 -2,638,800 76.71%

5402STは、この3ヶ月間で約260万円以上も安くなってしまったわけですが、興味深いことにこの5402STの現行世代モデルである15202STエクストラシンも現在830万円台に下落している状態であります。

両者ともに不人気さは全く感じられないのですが、現在不思議と値下がりしている様子があるのです。

この5402STについては、希少性が高いといえるため、特に安価だと思います。

ちなみに、この記事の個体のデイトは「7」となっていますが、この7の独特のカーブがオリジナルならではの書体。

一部個体はカレンダーディスクが交換されたためか、「7」のフォントが異なるため、カーブした「7」の5402STは評価が高いといえるのですが、そのような個体が現在860万円台となっているのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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