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腕時計特集

阿部泰治のパテック論 ~第235回~ 至極の逸品!!『ノーチラス バゲット ダイヤベゼル』「Ref.5711/1300A-001」をご紹介!!

2024年11月11日更新

さて本日ですが、入荷を心待ちにしていた”希少”且つ”人気“のモデルが初入荷となりましたので、早速ご紹介したいと思います!

「Ref.5711/1300A-001
ノーチラス バゲット ダイヤベゼル』SS

SS(ステンレススチール)ケースでは初となるバゲットカットのダイヤモンドベゼルをセットした「Ref.5711/1300A-001」。

これまでにもレディースモデルや、他の素材ではベゼルやブレスレットにダイヤモンドがセットされた『ノーチラス』は幾つか存在していましたが、初の組み合わせでの登場に、驚いた方も多かったのではないでしょうか。

国内正規販売店で販売された個体は10本程度と言われており、是非とも一度手にとって実物を見たいと思っていましたが、念願叶って入荷することが出来ました。

ご紹介の個体と同じグリーン文字盤を搭載した「Ref.5711/1A-014」を過去3本程お取り扱いさせていただいておりますが、文字盤を見てもそこまでグリーンの色味を感じることは出来ず、暖色系のライトの下や光量が弱いところだと、ブラックに近いグリーンに、自然光の下や光量が強いところだと、オリーブグリーンに見える文字盤の色味でした。

一方で「Ref.5711/1300A-001」のグリーン文字盤は、ベゼルにバゲットカットのダイヤモンドがセットされている事もあるせいか、鮮やかなオリーブグリーンに見えます。日付表示窓の枠や、夜光付きのバーインデックス、針にも同様に18KWG(ホワイトゴールド)がさりげなく使われており、SS(ステンレススチール)ケースながらも高級感のある作りとなっています。

通常はゴールドやプラチナケースにセットされるバゲットカットのダイヤモンドですが、SS(ステンレススチール)ケースで、独特なフォルムのベゼルを持つ『ノーチラス』に32個(約3.6 カラット)もセットされています。

また、バゲットカットのダイヤモンドを良く見ると、八角形のやや丸みを帯びたベゼルにフィットさせるため、長方形ではなく、わずかに台形にカットされてます。SS(ステンレススチール)ケースとのギャップがよりゴージャスな雰囲気を醸し出していますね。

サファイアクリタルを採用したスケルトンバックから鑑賞いただけるムーブメント「Cal.26-330 S C」は、2019年以降に製造された「Ref.5711/1A-010」にも採用されていました。ハック機能(ストップセコンド機能)の追加と日付変更禁止時間帯が無くなったことが主な変更点として挙げられるこちらのムーブメントですが、実は巻き上げシステムに関しても多くの技術革新や最適化が行われており、【パテックフィリップ】の技術力があったからこそ完成したムーブメントと言えるのです。

2021年の新作として発表されたこちらのモデルですが、保証書の日付を見ると、な、なんと2024年!!こんな事もあるのかと驚きです!!
状態についても、一切着用されていない未使用品と最高の一言です。

気になる販売価格は、98,780,000円(税込)

商品ページはこちら

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介した「Ref.5711/1300A-001」ですが、市場での出回りも非常に少なく、ましてや保証書日付が2024年と、ベストな一本ではないでしょうか。とは言いつつも、約1億…おいそれと購入出来る代物ではございませんが、お探しだった方はこの機会を逃さないよう、お早目のお問合せをお待ちしております!!

これからも魅力的なモデルを適正価格にてご用意していきますので、お楽しみに!!

では、また!

この記事の執筆者
阿部泰治
コミット銀座 店主 銀座著名店で長きに渡り高級腕時計を取り扱い、2016年1月、コミット銀座を創業。 ロレックスやパテック・フィリップをはじめとした希少品やコレクターズアイテムを多数扱う実績を持つ。 時計本来の価値、時価を判断し、委託手数料の業界最安値水準を確立。
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