今年春の新作発表時にシリーズ廃止が発覚したヨットマスタ-2。
WGモデルを除くと、ヨットマスター2のベゼルは青色のセラミック仕様となっているわけですが、そのYGモデルである116688は、最も高値なヨットマスター2だといえます。
定価の観点では、YGよりもWGのほうが高値なのですが、WGはベゼルがセラミック仕様でないことから、中古市場では安価で、現在400万円台(400-499万円)で購入可能といった様子。これは、6桁世代のK18モデルとしては、かなりお買い得相場だといえます。
その一方で、YGの116688の中古相場はWGよりも100万円以上も高値といった状態が続いており、前回お伝えした2023年5月時点では約645万円となっていました。
ちなみに、今年の「シリーズ廃止」発覚前に、116688は一時600万円割れとなっていたことがありますが、シリーズ廃止後には相場が上昇。2023年5月水準に近い状態に戻っていました。
そんな116688でありますが、現在ボトム価格は約604万円。シリーズ廃止発覚前に近いぐらいに値下がりしている様子となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年5月 の安値 |
2024年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ヨットマスター2 116688 |
中古 | 1年 6ヶ月 |
¥6,456,450 | ¥6,048,000 | -408,450 | 93.67% |
ヨットマスター2は、この116688に限らず、シリーズ廃止発覚後に相場が上昇した時期がありました。
反応していたのは、SSの116680、WGの116689、そしてこの116688だったといえるわけですが、今ではいずれもが“再びの下落傾向”となっています。
WGの116689は、今年5月に520万円台となっていたのが、現在では450万円台。SSの116680は7月に280万円近い水準に達していたのが、現在では268万円がボトム価格であります。
そして、この116688は8月から9月にかけて630万円台となっていたわけですが、現在では約604万円。
いずれも、シリーズ廃止後に上昇した分が失われたような状態となっているのです。