腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

250万円台に下落、ターノグラフ116263日本限定白文字盤

2024年11月11日更新
ロレックスの116263について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年7月の安値と2024年11月の安値を比較し現在相場を考察。この1年4ヶ月での変動は¥-376,000だった。

ターノグラフ 116263 日本限定白文字盤についての考察(2024年11月)

ターノグラフの日本限定モデルは、2023年に結構な高値となっていたわけですが、当時は「2021年3月水準の2倍」といった水準に達していました。

2023年といえば、ロレックスの多くが「下落傾向」という印象があるわけで、モデルによっては2021年春水準と同程度、という例もあったほどだといえます。

そういった事情があるにも関わらず、この116688の日本限定モデルは「2021年3月⇒2023年7月で倍」という動きとなっていたわけですから凄い動きをしたといえるわけです。

しかしながら、そんな日本限定の116688は今、値下がりに転じている様子。

日本限定の白文字盤は現在約250万円となっているのですが、これは2023年7月よりも約37万円安値といった状態であります。

本記事で参考とした中古腕時計

※広告が含まれる場合があります

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年7月
の安値
2024年11月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ターノグラフ
116263
日本限定白文字盤
中古 1年
4ヶ月
¥2,880,000 ¥2,504,000 -376,000 86.94%

ターノグラフは、このところ全体的に「値上がり状態」という印象があったのですが、それが値下がりに転じたというのはインパクトが大きい変化だと感じます。

今年においてもターノグラフは上昇傾向だったといえ、記事では、コンビの116261116264が上昇事例をお伝えしてきました。

しかし現在、116261については値下がりとなっている様子があるため、日本限定、通常モデルともに値下がり事例がある状態となっています。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。