127番が登場したのは2002年ですが、この217番が出たのは2005年。「217番」という型番は、127番の逆のようですが、あえてこの型番にしたのがツボであります。
そんな217番ですが、現在水準はどういった様子かというと約164万円。
2017年11月水準に対して5万円程度の差にとどまっているのです。
近頃、この世代のパネライは、通常モデルを中心に相場が上昇している様子がありますが、PAM00217についてはそこまで伸びていない様子となっています。
ちなみに、127番については2017年水準が約148万円だったのに対し、現在水準は約181万円。2017年⇒現在で33万円の上昇となっています。
通常であれば、「レフティ」のほうが高値となるケースが多いパネライですが、この217番は127番よりも安価。
ただ、127番は2002年デビューのオリジナル。217番は2005年に後から追加されたモデルであります。
そういった点が127番よりも217番のほうが安価となっている理由だといえるでしょう。
その一方で、PAM00217は2017年水準との差が5万円程度。他のパネライの例からすると「差がない」といえるため、もう少し伸びても良いのでは、といえる側面があるといえます。
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