2代目オーヴァーシーズは、初代のコンセプトを近代化した印象で、現行オーヴァーシーズとは異なる雰囲気が今となっては“強い個性”だといえます。
ロレックスの世代的には6桁に相当するといえるのですが、見た目の雰囲気からしても、まさにロレックス6桁世代のライバルといえるでしょう。
そんな2代目オーヴァーシーズでありますが、3針モデルにラインナップされた文字盤は白と黒であります。
記事では、以前から黒文字盤の47040/B01A-9094を追っていますが、前回お伝えした2022年1月に200万円超えとなっていました。
さて、近頃といえば「2022年春に上昇⇒下落」という値動きが多いわけですが、この47040/B01A-9094はどうなっているのでしょう。
現在水準は約224万円となっているのですが、なんと2022年1月水準よりも高値といった状態なのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年1月 の安値 |
2024年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ヴァシュロンコンスタンタン
オーヴァーシーズ 47040/B01A-9094 |
中古 | 2年 10ヶ月 |
¥2,080,000 | ¥2,244,000 | 164,000 | 107.88% |
なお、この47040/B01A-9094は2022年2月、3月頃にボトム価格が約226万円となっていた時期があるため、現在の約224万円という水準は惜しくも「過去最高値更新」ではありません。
ただ、「更新」ではなくとも「過去最高値に匹敵する」とはいえる状態であります。
ちなみに3代目の青文字盤は、現在2021年6月水準よりも安価であります。
そういったことを考慮すると、この2代目は「すごい」といえるかと思います。