2005年にゴールデンエリプスのラインナップは一新されましたが、その際登場した3738/100R-001は、この世代のエリプスの中で最も高値といった価格帯になっていることが多いといえます。
私は、YGの3738/100J-012を2017年に約130万円で購入したのですが、その際、こちらの3738/100R-001は180万円ぐらいといった価格帯だったと記憶。YGよりもかなりな高値となっていたといえます。
しかしこの数年は、「YG&青文字盤」というゴールデンエリプスらしいカラーリングのYGが人気となっており、一時は3738/100R-001のほうがYGよりも安価となっていたほどでした。
そんな3738/100R-001でありますが、現在相場はかなりな上昇となっている様子。
前回、この3738/100R-001を記事で取り上げたのは昨年9月でありますが、その際は242万円となっていました。
それに対して、現在相場はどうなっていたかというと、なんと約379万円。
この1年で137万円もの値上がりとなっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年9月 の安値 |
2024年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
パテックフィリップ
ゴールデンエリプス 3738/100R-001 |
中古 | 1年 2ヶ月 |
¥2,420,000 | ¥3,794,000 | 1,374,000 | 156.78% |
この上昇により3738/100R-001は過去最高値を更新したといえますが、3738/100R-001に限らず、近頃ゴールデンエリプスの評価は以前と比べ物にならないぐらい高くなっているといえます。
ただ、この世代のゴールデンエリプスは数が少ないため、常に売られているというわけではなく、一旦中古売り出しが0となった後に、さらなる上昇というケースが見られます。
特に2005年デビューのYG、3738/100J-012は数が少ないため、現在「中古が出たらすぐに売れる」といった感じであるわけですが、そういったことからも、ゴールデンエリプスの勢いを感じる次第であります。
今後この世代のエリプスがどこまで評価されるか興味深いといえるでしょう。