セラミックベゼルになってから、復活していない配色がいくつかありますが、この茶金(通称ルートビア)は、特に人気がある色だといえます。
青赤ベゼルの豪華バージョンともいえる茶金ベゼルは、GMTマスターらしい独特さが魅力的。そうであるにも関わらず、セラミックで茶金カラーが復活していないわけですから、茶金への注目度は高いといえます。
また、茶金が採用されていた5桁世代には、ルビーダイヤ文字盤が存在。これは、サブマリーナのサファイアダイヤのGMTマスター2版だといえます。
そんな16713RGでありますが、近ごろの評価はどうなっているかというと、なんと295万円といった状態。
過去相場と比較して、ずいぶん高くなっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2019年10月 の安値 |
2024年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
GMTマスター2 16713RG シャンパン文字盤 茶金ベゼル |
中古 | 5年 1ヶ月 |
¥1,498,000 | ¥2,950,000 | 1,452,000 | 196.93% |
前回、この16713RGを記事で取り上げたのは2019年10月ですが、その際は約149万円。そこから約5年で140万円以上の値上がりとなっている状態です。
ちなみに、この16713RGの2022年2月頃相場はどうだったかというと、その答えは198万円といったところ。
対して現在相場は295万円ですから、2022年2月といった時期と比べても100万円近い上昇となっているのです。
つまり、この16713RGは今、過去最も高値といえる状態。「茶金」「ルビーダイヤ」という要素を持つGMTマスター2は、かなり評価されるようになったといえるのです。