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現在相場考察

290万円台になっている、GMTマスター2 16713RG

2024年11月20日更新
ロレックスのGMTマスター216713RGについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2019年10月の安値と2024年11月の安値を比較し現在相場を考察。この5年1ヶ月での変動は¥1,452,000だった。

GMTマスター2 16713RG シャンパン文字盤 茶金ベゼルについての考察(2024年11月)

セラミックベゼルになってから、復活していない配色がいくつかありますが、この茶金(通称ルートビア)は、特に人気がある色だといえます。

青赤ベゼルの豪華バージョンともいえる茶金ベゼルは、GMTマスターらしい独特さが魅力的。そうであるにも関わらず、セラミックで茶金カラーが復活していないわけですから、茶金への注目度は高いといえます。

また、茶金が採用されていた5桁世代には、ルビーダイヤ文字盤が存在。これは、サブマリーナのサファイアダイヤのGMTマスター2版だといえます。

そんな16713RGでありますが、近ごろの評価はどうなっているかというと、なんと295万円といった状態。

過去相場と比較して、ずいぶん高くなっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2019年10月
の安値
2024年11月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
GMTマスター2
16713RG
シャンパン文字盤
茶金ベゼル
中古 5年
1ヶ月
¥1,498,000 ¥2,950,000 1,452,000 196.93%

前回、この16713RGを記事で取り上げたのは2019年10月ですが、その際は約149万円。そこから約5年で140万円以上の値上がりとなっている状態です。

ちなみに、この16713RGの2022年2月頃相場はどうだったかというと、その答えは198万円といったところ。

対して現在相場は295万円ですから、2022年2月といった時期と比べても100万円近い上昇となっているのです。

つまり、この16713RGは今、過去最も高値といえる状態。「茶金」「ルビーダイヤ」という要素を持つGMTマスター2は、かなり評価されるようになったといえるのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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