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現在相場考察

ようやく333番に見合った相場、ルミノールマリーナPAM00333

2024年11月22日更新
オフィチーネパネライのルミノールPAM00333について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年12月の安値と2024年11月の安値を比較し現在相場を考察。この2年11ヶ月での変動は¥208,976だった。

ルミノールマリーナ PAM00333についての考察(2024年11月)

50番に見た目がそっくりでも、PAM00333という異なる型番を持つこのモデル。

実はこれ、チタン素材なのですが、50番をそのままチタン化したような見た目が好印象であります。

そんな333番ですが、登場したのは2009年のこと。というよりも、2009年のみの生産であるため、非・限定モデルながら限定モデル並の生産数となっています。

そのため、以前から「レアパネライ」としてパネライファンには有名な存在でした。

前回、この333番をお伝えしたのは2021年12月ですが、その際は約54万円という状態。約64万円だった2019年11月水準と比べて10万円近い値下がりとなっていたのです。

そんな333番でありますが、現在水準はどうなっているかというと、なんと約75万円

レアパネライらしい価格帯になっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年12月
の安値
2024年11月
の安値
変動額 残価率
オフィチーネパネライ
ルミノールマリーナ
PAM00333
中古 2年
11ヶ月
¥548,000 ¥756,976 208,976 138.13%

2021年12月から現在にかけて333番は約20万円の上昇となったわけですが、こういった値動きはこの世代のパネライとしては、かなり伸びたほうだといえます。

これまで333番は、レアモデルとして有名な存在だったにも関わらず、あまり相場が高くない(相対的に)といった状態が見られたため、現在水準はようやく333番に見合った相場になったといえるかと思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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