11月に900万円割れとなっていた初代ロイヤルオークの5402STですが、それから1ヶ月という短期間で更に安くなっている様子があります。
現在、5402STのボトム価格は約744万円となっているのですが、これは11月水準に対して約124万円の値下がりであるのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年11月 の安値 |
2024年12月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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オーデマピゲ
ロイヤルオーク 5402ST |
中古 | 0年 1ヶ月 |
¥8,691,200 | ¥7,444,930 | -1,246,270 | 85.66% |
なお、この5402STの現代バージョンともいえる15202STエクストラシンは、現在900万円以上といった状態。
以前の記事でも指摘した通り「初代は偉大」なはずなのですが、なんと現在「15202よりも初代のほうが(だいぶ)安価」となっている状態であります。
この初代ロイヤルオーク、ロレックス4桁世代のように、オリジナルパーツを保持した個体のほうが評価される傾向があるため、同じ型番といえ各個体の条件によって価格は異なるという場合があります。
そのため、11月時点よりも安価な個体があるからといって、「それは相場なのか?」というご指摘もあるかもしれません。
しかしながら、5402STという初代モデルの価格として、ボトム価格が15202STを下回るというのは異常事態。
5402STは条件によって価格が異なるといっても、その全体的なボリュームラインは15202STを上回る、というのがこれまでの常識だったわけです。
ちなみに、この記事で取り上げた個体は「ルミノバ」と記載があるため、一部パーツが交換されている模様。
とはいえ、そのメンテナンスを行ったのはメーカーと記載があるため、ある意味15202STのように普段遣いできる個体ともいえます。
そういった内容の初代が15202STエクストラシンよりも150万円程度安価となっている今、ロイヤルオークの初代という選択肢はとても良いと思うのです。