2023年4月に登場した現行デイトナ。今回は、そのホワイトゴールドモデルである126509を取り上げます。
126509の文字盤展開は、現在『ブライトブラック&スチール』と『スチール&ブライトブラック』がありますが、記事では前者を追っていきます。
現在、126509ブライトブラック&スチール(以下黒)の中古ボトム価格は758万円といった状態なのですが、これは2024年1月水準に対して32万円の上昇となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年12月 の安値 |
2025年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
デイトナ 126509 ブライトブラック&スチール |
中古 | 1年 1ヶ月 |
¥7,260,000 | ¥7,580,000 | 320,000 | 104.41% |
なお、先日からの記事でもお伝えしていますが、デイトナは2023年12月頃から中古市場に出回るようになったため、いずれのモデルの“初値”は2023年12月前後という時期であります。
この126509の2024年1月水準もまた初値といえるわけですが、それに対して現在水準は値上がりしているわけです。
現行デイトナの初値⇒現在水準の動きは、ステンレスの126500LNについては白文字盤が下落、黒文字盤は横ばい。ローズゴールドの126505(黒)は約47万円の上昇となっていました。
それに対して、このホワイトゴールドの126509は32万円の値上がりですから、ローズゴールド同様に値上がりしているということになります。
デイトナにおけるホワイトゴールドのブレスレットモデルは、2004年に登場したのですが、当時はWG人気が高いということもあって、“最も高いデイトナ”というポジションだったのです。
しかしながら、2010年代になるとYG人気が高くなったことや、デイトナにプラチナモデルが投入されたため、WGのデイトナは“K18で最も安価”という立場になってしまった経緯があります。
そのため、現行モデルでも、RGとWGは同じ定価ながらRGのほうが高値といった傾向があります。
とはいえ、WGモデルについても「初値よりも高値」となっているため、これまでのWGデイトナよりも、現行モデルにおけるWGの人気度は高いといったように感じます。