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現在相場考察

WGも初値よりも高い、デイトナ126509ブライトブラック&スチール

2025年1月3日更新
ロレックスのデイトナ126509について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年12月の安値と2025年1月の安値を比較し現在相場を考察。この1年1ヶ月での変動は32万円の値上がりだった。

デイトナ 126509 ブライトブラック&スチールについての考察(2025年1月)

2023年4月に登場した現行デイトナ。今回は、そのホワイトゴールドモデルである126509を取り上げます。

126509の文字盤展開は、現在『ブライトブラック&スチール』と『スチール&ブライトブラック』がありますが、記事では前者を追っていきます。

現在、126509ブライトブラック&スチール(以下黒)の中古ボトム価格は758万円といった状態なのですが、これは2024年1月水準に対して32万円の上昇となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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ロレックス ROLEX コスモグラフデイトナ 126509 ホワイトゴールド メンズ腕時計

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年12月
の安値
2025年1月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
126509
ブライトブラック&スチール
中古 1年
1ヶ月
¥7,260,000 ¥7,580,000 320,000 104.41%

なお、先日からの記事でもお伝えしていますが、デイトナは2023年12月頃から中古市場に出回るようになったため、いずれのモデルの“初値”は2023年12月前後という時期であります。

この126509の2024年1月水準もまた初値といえるわけですが、それに対して現在水準は値上がりしているわけです。

現行デイトナの初値⇒現在水準の動きは、ステンレスの126500LNについては白文字盤が下落、黒文字盤は横ばい。ローズゴールドの126505(黒)は約47万円の上昇となっていました。

それに対して、このホワイトゴールドの126509は32万円の値上がりですから、ローズゴールド同様に値上がりしているということになります。

デイトナにおけるホワイトゴールドのブレスレットモデルは、2004年に登場したのですが、当時はWG人気が高いということもあって、“最も高いデイトナ”というポジションだったのです。

しかしながら、2010年代になるとYG人気が高くなったことや、デイトナにプラチナモデルが投入されたため、WGのデイトナは“K18で最も安価”という立場になってしまった経緯があります。

そのため、現行モデルでも、RGとWGは同じ定価ながらRGのほうが高値といった傾向があります。

とはいえ、WGモデルについても「初値よりも高値」となっているため、これまでのWGデイトナよりも、現行モデルにおけるWGの人気度は高いといったように感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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