2023年にデビューした現行デイトナですが、その値動きはモデルによって様々だといえます。
SSの126500LNは、白文字盤が初値に対して値下がり状態であるのに対し、黒文字盤は初値とほぼ変わらないといった状態が見られます。
さて、今回はそんなデイトナでもK18モデルを取り上げたいと思うのですが、K18の中で、もっとも相場が高い傾向があるローズゴールドの126505はどういった動きになっているでしょうか。
126505には、黒文字盤に対してインダイヤルが銀色の『ブライトブラック&サンダスト』と、その逆といえる配色の『サンダスト&ブライトブラック』があります。
2024年1月における定価は、いずれも611万9300万円。
記事では、ブライトブラック&サンダストの126505を追っていこうと考えているのですが、その現在水準は836万円となっています。
では、この126505(黒)の初値はどうだったかというと、2024年1月水準が約788万円。
なんと126505は、初値⇒現在水準が50万円近い上昇傾向となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年1月 の安値 |
2025年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 126505 ブライトブラック&サンダスト |
中古 | 1年 0ヶ月 |
¥7,888,100 | ¥8,360,000 | 471,900 | 105.98% |
同じ現行デイトナでも、ステンレスの126500LNは初値⇒現在の値動きが、白文字盤が下落、黒文字盤は横ばいといったところでした。
それに対して、ローズゴールドの126505は、初値⇒現在で数十万円単位の上昇となっているわけですから、近ごろのデイトナ相場において「K18が強い」という傾向があるといえるかと思います。
数年前までは、“定価を上回るモデルはSSぐらいで、K18モデルは定価未満の相場”というのが当たり前といった感覚がありましたが、今となっては「K18が最も上昇する」という様子となっているのです。