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現在相場考察

定価上昇によるK18モデルの影響、デイデイト228238A

2025年1月8日更新
ロレックスのデイデイト228238Aについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2024年4月の安値と2025年1月の安値を比較し現在相場を考察。この9ヶ月での変動は114万1000円の値上がりだった。

デイデイト 228238A シャンパンカラーについての考察(2025年1月)

ロレックスの定価が改定され、特にK18モデルの定価が上昇したといえます。

そういったことが、ネットニュースでも取り上げられ話題となっていますが、この「定価の上昇」は相場に影響を与えるのでしょうか。

ということで、今回はデイデイトの現行モデルである228238Aを取り上げたいと思うのですが、228238Aのシャンパン文字盤は、去年の4月時点で658万円で購入可能となっていました。

それに対して現在水準はどうかというと、なんと約772万円。

2024年4月から現在までの9ヶ月間で、なんと約114万円もの値上がりとなっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2024年4月
の安値
2025年1月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイデイト
228238A
シャンパンカラー
中古 0年
9ヶ月
¥6,580,000 ¥7,721,000 1,141,000 117.34%

なお、ちょうど1年前、2024年の1月における228238A(シャンパン)の定価は619万1900円でしたが、2025年1月現在の定価は715万5500円となっています。

この1年で定価は96万円程度の上昇となったわけですが、中古相場の上昇はそれ以上だといえます。

「定価の上昇」は相場変化をもたらす可能性があると、筆者の著書「腕時計投資のすすめ」でも述べましたが、この228238Aの動きはかなり分かりやすい事例だといえるでしょう。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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