ロレックスの定価が改定され、特にK18モデルの定価が上昇したといえます。
そういったことが、ネットニュースでも取り上げられ話題となっていますが、この「定価の上昇」は相場に影響を与えるのでしょうか。
ということで、今回はデイデイトの現行モデルである228238Aを取り上げたいと思うのですが、228238Aのシャンパン文字盤は、去年の4月時点で658万円で購入可能となっていました。
それに対して現在水準はどうかというと、なんと約772万円。
2024年4月から現在までの9ヶ月間で、なんと約114万円もの値上がりとなっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年4月 の安値 |
2025年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
デイデイト 228238A シャンパンカラー |
中古 | 0年 9ヶ月 |
¥6,580,000 | ¥7,721,000 | 1,141,000 | 117.34% |
なお、ちょうど1年前、2024年の1月における228238A(シャンパン)の定価は619万1900円でしたが、2025年1月現在の定価は715万5500円となっています。
この1年で定価は96万円程度の上昇となったわけですが、中古相場の上昇はそれ以上だといえます。
「定価の上昇」は相場変化をもたらす可能性があると、筆者の著書「腕時計投資のすすめ」でも述べましたが、この228238Aの動きはかなり分かりやすい事例だといえるでしょう。