2021年から上昇傾向となったランゲ1。
2017年から2020年頃まで、長らく200万円前後といった状態が続いていた101.032は、2021年に300万円台を突破し、2022年12月には420万円台にまで上昇していました。
そんなランゲ1でありますが、400万円以上となった後は目立った値動きが起きている雰囲気はなく、この2年ぐらい停滞気味といった様子があるといえます。
では、101.032は現在どういった様子かというと、ボトム価格は約426万円といった様子。
2022年12月時点で428万円だったわけですから、この2年といった期間でほぼ動いていないといえます。
本記事で参考とした中古腕時計
※広告が含まれる場合があります
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年12月 の安値 |
2025年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ランゲ&ゾーネ
ランゲ1 101.032 |
中古 | 2年 1ヶ月 |
¥4,280,000 | ¥4,263,000 | -17,000 | 99.60% |
ランゲ1は、2015年頃までパテックフィリップのように「高いときは高い」といった値動きをする印象があったのですが、2017年頃からは相場が下落。
2017年以降、ロレックススポーツモデルといった人気モデルが急上昇していくなか、逆に値下がり傾向となっていた経緯があります。
それが2021年から「久々の上昇」となり、ランゲ1は過去最高値更新といった様子になっていったわけです。
2021年から2022年にかけて「上昇」という動きを見せたランゲ1でありますが、2023年からはそこまで変化しなかった結果、現在相場は2年前とほぼ変わらずといったところ。
ランゲ1のように、しばらく伸びなかったモデルが急上昇した後、勢いが弱まった場合、値下がりするといった場合もあるのですが、ランゲ1の場合は値下がりせず「横ばい」となっているのが興味深いといえます。