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現在相場考察

1年前よりも約17万円安、スカイドゥエラー326934青文字盤

2025年3月26日更新
ロレックスのスカイドゥエラー326934について斉藤由貴生が執筆。本記事では2024年3月の安値と2025年3月の安値を比較し現在相場を考察。この1年0ヶ月での変動は17万2000円の値下がりだった。

スカイドゥエラー 326934 青文字盤 3連ブレスレットについての考察(2025年3月)

2012年に年次カレンダーモデルとして登場したスカイドゥエラー。

当初はK18モデルのみの展開でしたが、2017年にはSS+WGベゼルの326934が登場しています。

この326934の中でも、青文字盤は特に人気が高く、他の文字盤よりも高値。なおかつ値動きも活発という印象があります。

そんな326934青文字盤は、2022年6月に約435万円となったものの、その後は下落。

2022年11月には約351万円となり、2023年3月には310万円になっていました。

そして、2024年3月には335万円にまで回復したわけですが、それから1年が経過した現在水準はどうなっているでしょう。

その答えは、約317万円であるのですが、これは2024年3月水準に対して約17万円の値下がりといったところであります。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2024年3月
の安値
2025年3月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
スカイドゥエラー
326934
青文字盤
3連ブレスレット
中古 1年
0ヶ月
¥3,350,000 ¥3,178,000 -172,000 94.87%

2022年にピーク水準に達し、その後値下がりしてからというものの、この326934青文字盤は、350万円台⇒310万円台⇒330万円台⇒310万円台という動きをしています。

今回の約317万円という水準は、2年前水準である2023年3月の310万円よりは7万円程度高いものの、1年前に対しては約17万円の値下がり状態であります。

なお、2022年上半期に目立った上昇となる前における、この326934青文字盤の相場はどうだっかというと、2021年9月水準が約345万円であります。

現在水準は、約317万円ですから、2021年9月水準割れといった状態。

近頃、他のロレックス人気モデルを見ると、2021年秋水準よりは高値といった例が珍しくないといえるため、この326934青文字盤は、それらと比べると「値下がりしている部類」といえるでしょう。

また、2023年以降の326934青文字盤水準は、どの時期をとっても2021年9月水準より安価であるため、そういったことからも“値下がり”というインパクトが強いといえるかと思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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