デイトジャストといえばオーソドックスなロレックスという印象ですが、実は比較的高級な部類に位置するモデル。

最も有名なのが5連ジュビリーブレス＋フルーテッドベゼルのコンビモデルであり、デイトジャストといえば5連ジュビリーなイメージがありました。

しかし、5桁リファレンス時代に、3連ブレス＋スムースベゼルのモデルが登場し、“若々しいデイトジャスト”として一定の人気を誇ったモデルです。

その3連＋スムースベゼル仕様のデイトジャストの6桁モデルがこの116200なのですが、現在相場は40万円台半ばと5桁リファレンスと近い値段で買えるというびっくりなモデル。

面白いのは、5桁リファレンスだと5連より3連モデルのほうが高めなのに、6桁だと5連より3連のほうが安いという点。

6桁リファレンスになってブレスレットの品質が良くなったと評判が良いロレックスですが、そのブレスレットを装着したデイトジャストが5桁リファレンスと同じ値段というのはかなりお買い得な気もします。

というよりも、5連ジュビリーモデルだと5桁と6桁の価格差がかなりあるのに対して、3連モデルは5桁と6桁の相場が近いというのは非常に興味深い現象です。

ロレックス デイトジャスト 116200￥763,200〜￥1,248,000（2024年11月21日現在）

本記事の価格比較

デイト表示＋100m防水＋3連ブレスレットという内容は普段使いする1本として非常に良いと思います。

同じく普段使いするのに良いモデルとしてエクスプローラ（114270）がありますが、2008年に20万円台前半だったエクスプローラは今40万円前後という相場。

最近、一度手放したけれど、再度エクスプローラを買おうと検討する人を多く見かけます。

なぜ買いたいのかというと、普段使いの1本として楽に着けられる時計が欲しいからとのこと。

確かにエクスプローラは非常に魅力的な時計ですし、軽くて装着感も良いため普段使いの1本として重宝するのも分かります。

しかし、それと近い金額でデイト表示あり＋6桁品質のブレスレットという116200が手に入るのです。

現在、約45万円の116200とエクスプローラは5万円ぐらいしか価格差がありません。

この前提でエクスプローラと116200を見てみた場合、かつての価格差を考慮すると、116200が魅力的に映るかもしれません。

エクスプローラとデイトジャストは一見キャラクターが違う時計ですが、「普段使いに重宝する1本」というくくりでは実は比較対象として成り立ちます。

そして、その見方で見てみると、値上がり額においても人と被りにくいという面においても116200は検討するに値する1本でしょう。