5桁から6桁へとエアキングが変化した際に登場したのは114200ですが、昨年新型116900が出たことにより114200は既に旧型となっています。
とはいえ、実は114200は現在でも現行モデルであり、最近新しい文字盤も登場。
最近、新型として印象深いオイスターパーペチュアルの緑や紫の文字盤こそ、114200という型番なのです。
なぜそうなったかというと、この114200、モデルの途中で「エアキング」という名前が消えて、そのまま「オイスターパーペチュアル」となったからです。
新型オイスターパーペチュアルのような緑や紫の文字盤だとエアキングと見分けが付きますが、銀文字盤などだとわかりづらい印象です。
そんな複雑な114200ですが、エアキング時代の青文字盤は、写真だと5桁リファレンスと見分けが付きづらいモデル。
114200というモデルが分かりづらい上に、14000Mとも見分けが付きづらいのです。
安いものでは30万円台前半という114200ですが、青文字盤の場合は30万円台後半なのです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2012年5月 の安値(ヤフオク) |
2017年3月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
エアキング 青文字盤 114200 |
中古 | 4年 10ヶ月 |
¥230,160 | ¥366,000 | 135,840 | 159.02% |
5桁リファレンスと雰囲気の似た6桁モデルというのは意外と珍しい存在です。
特にエアキングなど非スポーツモデルの場合、5桁では存在しない配色が6桁に使われたりしているため、見分けが付きやすい傾向にあります。
この青文字盤も、文字盤のバーが5桁より若干太いはずなのですが、見比べないと「太い」という印象はありません。
そして、3・6・9に発光塗料などが無い、ブラックアウト仕様というのは5桁時代から変わらない仕様。
それら要素がたまたま重なってか、この青文字盤のエアキングは限りなく5桁に近いデザインの6桁リファレンスという存在なのです。
14000Mと114200の青文字盤同士を比べて最も違いを感じるのはバックル部分でしょう。
比べてみても114200は、バックルだけ6桁のモノに改造したようにも見え、その違和感が面白いと感じます。
2012年と比べて値上がりした額は約13万円。
2012年当時の相場はエクスプローラ14270と同程度、現在相場はエクスプローラより若干安い傾向です。
この114200エアキングの青文字盤、5桁エクスプローラを検討しているならば、比べてみると面白いかもしれません。