2000年にモデルチェンジされたデイデイトですが、その際大きな変化となったのはオイスターブレスレット+スムースベゼルモデルが登場したという点。
それまでデイデイトには、デイデイト専用のプレジデントブレスレットが基本であり、オイスターブレスレットモデルはありませんでした。
デイトジャストでよく見かけるフルーテッドベゼルは、ロレックスの中で最高級に位置するベゼルですが、それとプレジデントブレスレットの組み合わせこそ、ロレックス社が定めた最高級。
デイデイトに女性用はありませんが、事実上女性用デイデイトの役割を担う金無垢デイトジャストにもプレジデントブレスが装着されていますが、同じく金無垢の男性用デイトジャストにはプレジデントブレスのモデルはありません。
とはいえ、6桁モデルの印象としてはスムースベゼルとオイスターブレスモデルの印象が強く、新品で出た当時も雑誌などにおいて大きく取り上げられたのはその仕様。
フルーテッド+プレジデントブレスという構成の場合、5桁モデルと6桁モデルに大きな差はあまり感じられなく、スムースベゼル仕様のほうが人気となるのも分かります。
しかし、フルーテッドベゼル+プレジデントブレスレットというデザインは、ロレックスにおける最高級を示すものであり、デイデイトを買うならこちらの方が良いという方が多いのでしょう。
そのため、この118238Aもしっかりと値上がりする人気なモデルに違いはありません。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2011年9月 の安値(ヤフオク) |
2017年5月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
デイデイト シャンパン文字盤 118238A |
中古 | 5年 8ヶ月 |
¥1,463,000 | ¥1,900,000 | 437,000 | 129.87% |
18238から118238へのモデルチェンジにおいて、もっとも分かりやすいのはラグ部分が鏡面仕上げになったという点ですが、ダイヤ文字盤の場合、文字盤からもその変化を感じることができます。
ダイヤがより立体的に大きく見えるというのが6桁リファレンスのデイデイトの特徴。
このダイヤ文字盤はスムースベゼル+オイスターブレスモデルでも人気です。
シャンパン文字盤、ダイヤ、イエローゴールドという組み合わせは5桁リファレンスだと、「ダイヤ」という高級な要素を含むにも関わらず、通常文字盤と相場が変わらないということもあり、その相場は110万円程度です。
しかし、同じ仕様でも6桁リファレンスとなると評価は異なり、相場はだいぶ高い水準なのです。