この半年間の間において、数多くのロレックスが値上がりしたという印象があり、その対象となるモデルは多岐にわたります。
最も値上がりしたのは16520で、その値上がり額は50万円以上という水準。
2016年でも既に腕時計は全体的に高くなっているという印象の中、短期で50万円以上の値上がりをしたということは驚くに値します。
とはいえ、短期で数十万円の値上りとなったモデルは珍しくなく、16610LVや116622などは20万円程度の値上り状態。
他にも10万円単位で値上がりしたモデルは多々あり、オイスターパーペチュアルデイトのようにスポーツロレックスでないものでも5万円程度相場が上昇しているモノも存在します。
けれどもそんな中、この約半年でほぼ価格が変わっていないモノも存在。
特に、デイデイトの118209は、150万円台という高額な価格にもかかわらず、2016年11月から3万円しか価格が変わっていないのです。
このデイデイトと同じく値上りしていないモデルとして目立っているのはデイトナ16523。
16523は、半年で50万円高くなった16520のコンビモデルという豪華版なのですが、この半年間で値動きがないのです。
しかし、そんな5桁リファレンスのデイトナでも金無垢モデルについては価格変化が発生。
にもかかわらず、豪華金無垢のデイデイトでは価格変化が起こっていないのです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2016年11月 の安値(楽天) |
2017年7月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
デイデイト 118209 |
中古 | 0年 8ヶ月 |
¥1,509,840 | ¥1,542,240 | 32,400 | 102.15% |
この118209、2015年夏頃において200万円以上という水準だったことがある一方、2011年でも138万円という価格。
ですから、2015年と比べるとかなりな値下がり状態ですが、2011年と比べた場合、値上がりした額が16万円という水準なのです。
150万円台という価格帯のため、気軽に手を出すという存在ではありませんが、2011年の138万円に対して16万円の値上がりに留まっているため、ロレックスの中ではかなりお買い得に位置しています。
2000年にモデルチェンジされたデイデイトは、初の3連オイスターブレスレットの採用や、それと組み合わされるスムースベゼルによって人気となったモデル。
特にアイスブルー文字盤はこの代のデイデイトより市民権を得て、多くの人の憧れモデルとなったという経緯があります。
そのため、
- 目立たないモデル
- 不人気モデル
というような要素が無いにもかかわらず、お買い得価格で購入可能なこの118209はよい選択だと思います。