10Pダイヤといえばロレックスのデイトジャストという印象がありますが、ブルガリにも10Pダイヤ文字盤が存在。
しかもそのラインナップはブルガリブルガリというドレス系だけでなく、スポーツモデルにも用意されています。
ロレックスの影響からか、ダイヤ文字盤という存在は腕時計にとって“よくあるモノ”というイメージがありますが、実はダイヤ文字盤は女性用への採用が多く、男性用腕時計にダイヤ文字盤が用意されている例は少数派なのです。
ですから、
という腕時計はかなり限られるのです。
ダイヤ文字盤の場合、その目立つ印象から使えるシーンが普通の文字盤と比べると限定されてしまうということもあるため、複数本時計を所有する人が「2本目以降の選択」として購入するということもあるでしょう。
とはいえ、コレクションの1つとして「ダイヤ文字盤」という存在は面白い存在で、使う頻度が結果的に低かったとしても、コレクションの中にあるというだけで所有満足感が高そうです。
そして、このブルガリスポーツの豪華ダイヤ文字盤仕様は、現在なんと10万円台前半で程度の良いモノが購入可能。
かつてオメガよりだいぶ高かった時計が、今となってはオメガより安く買えるのです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2008年2月 の安値(ヤフオク) |
2017年8月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ブルガリ
スポーツ 黒文字盤 LCV35BSSD |
中古 | 9年 6ヶ月 |
¥221,550 | ¥138,000 | -83,550 | 62.29% |
このダイヤ文字盤のスポーツは、当時いくらぐらいの定価だったかというと、その額約60万円という水準。
クロノグラフ(CH35S)の定価は約70万円だったため、意外にもクロノグラフより安かったのです。
ちなみに、ダイヤ文字盤でないスポーツの定価は約50万円。
つまり、定価におけるダイヤ文字盤代は約10万円ということになります。
10万円台で売れれている今となっては、クロノグラフでも3針スポーツでも、ダイヤ文字盤でも大きな価格差はなく、買うタイミングにより「良いモノ」を選ぶというようなマッチングとなるでしょう。
近頃、クロノグラフの程度の良いモノは人気のためか売られている数が少なくなってきました。
しかし、ダイヤ文字盤に関してはまだまだ程度の良いものが10万円台前半という額で手に入る様子です。
この時計、先のように2008年2月においては20万円以上という相場でした。
その頃までブルガリのスポーツは今より一定の人気があり、明らかにオメガより高いという存在。
それがそこから値下がり傾向が続いているため、今では豪華なモデルですらオメガより買いやすい時計となっているのです。