最近ジャガールクルトの時計は人気な様子で、特にレベルソの値上がりが目立ちます。
最初に値上がりしたレベルソは金無垢モデルで、その価格上昇レベルは30万円以上という水準。また、ステンレスモデルに関してもきちんと値上がり状態で、各モデルとも10万円以上値上がりしています。
さらにマスターシリーズのジオグラフィークも値上がり状態で、ステンレス、金無垢ともに10万円以上の値上がり状態。
そして、レベルソでもマスタージオグラフィークでも金無垢モデルを狙おうと思ったら、約100万円という価格帯となり、まさに高級モデルという印象です。
とはいえジャガールクルトは、マニュファクチュールの高級ブランドであるため、金無垢モデルが100万円というのは“安い”ともいえるでしょう。
ですから、マスタージオグラフィークやレベルソの金無垢モデルが100万円程度という額は妥当だと感じます。
しかし、ジャガールクルトには実はもっと安い金無垢モデルが存在。
このマスターウルトラスリムはなんと40万円台で購入可能というびっくりなモデルです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2010年4月 の安値(ヤフオク) |
2017年8月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ジャガールクルト
マスターウルトラスリム 145.240.797 |
中古 | 7年 4ヶ月 |
¥401,001 | ¥453,600 | 52,599 | 113.12% |
今の時代において金無垢モデル(事実上の人気モデル)の最安値は30万円台で売られているブルガリという印象。同じブルガリのステンレスモデルは10万円台という水準ですから、金無垢モデルが30万円台というのは自然な感じがします。
そして、ステンレスモデルが30万円台という時計の場合、金無垢モデルとなると2倍か3倍という水準となり、60万円以上で売られていることがほとんどです。
そのような状況の中で、
- マニュファクチュール(cal-849)
- ピンクゴールド
- 裏スケ仕様
というこのマスターウルトラスリムが約45万円で買えるというのはかなり安いといえるでしょう。
ジャガールクルトの金無垢モデルは、安いモノでも60万円以上というイメージがあり、それより安いモノはクオーツモデルや生産年が不明の不人気モデルという印象。
しかし、このマスターウルトラスリムのように、「機械式」「ピンクゴールド」、さらには「裏スケ仕様」というような人気要素を備えているにもかかわらず40万円台で買える金無垢モデルがあるのです。
ましてこのモデル、34mmというサイズであり、極端に小さいメンズサイズのような不人気要素もありません。
ですから、革ベルトのドレスウォッチ枠として、今かなりオススメな存在です。