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現在相場考察

レベル高い時計、グラスヒュッテオリジナルパノリザーブ

2016年2月29日更新
グラスヒュッテオリジナルのについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2012年12月頃の最安値(タイムトンネル)と2016年3月の最安値(楽天)を比較し現在相場を考察。この3年3ヶ月での変動は22万8200円の値上がりだった。

パノリザーブ SS 革ベルトについての考察(2016年3月)

時計愛好家から認められる高級腕時計といえばほぼスイス製の時計ですが、ランゲ&ゾーネなどドイツ製として有名なブランドも存在します。で、ドイツ製腕時計の中でもう一つ良いブランドとして認知されているのがこのグラスヒュッテオリジナルです。

グラスヒュッテオリジナル(現在参考の腕時計がありません)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2012年12月
頃の最安値(タイムトンネル)
2016年3月
の最安値(楽天)
変動額 残価率
グラスヒュッテオリジナル
パノリザーブ
SS 革ベルト
中古 3年
3ヶ月
¥499,800 ¥728,000 228,200 145.66%

時計愛好家にとってグラスヒュッテは別にマニアックな時計ではないでしょうが、一般的にグラシュヒュッテはあまり認知されていないはずです。

というのも主要時計店の中で扱いが少なく、中古もあまり流通していません

そんなわけで、時計店にフラッと行って、現物を見かけるということが稀なグラスヒュッテオリジナル

・パノリザーブ
・パノグラフ


が代表的なモデルです。

ランゲ&ゾーネが、パテックフィリップに匹敵する(かそれ以上)と褒められる理由はムーブメントの作りこみにありますが、グラスヒュッテオリジナルの作りこみも素晴らしい!!

当然マニュファクチュールであります。

で、この手の、、

・プチコンっぽい
・機械の作りこみがすごい


っていう時計は、

パテックフィリップジャガールクルトあたりの代表モデルによくあるのですが、それらのライバルとして十分実力を持っているのがこのパノリザーブでしょう。

ステンレスケースで現在70万円ぐらいが最安値ですが、2012年に40万円台で販売されていたというのはとってもお買い得。

時計のオリジナル性やムーブメントの作り込み等々考慮すると70万円でもまだまだ評価が足りないような気がします。

ということで、2012年からすでに20万円ほどの値上がりを果たしていますが、今後もさらに上がるかもしれないという期待がある時計です。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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