腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

昔のパネライっぽい立ち位置、ベル&ロス BR01-94 クロノグラフ

2016年3月1日更新
ベル&ロスのについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2013年6月の最安値(ヤフオク)と2016年3月の最安値(楽天)を比較し現在相場を考察。この2年9ヶ月での変動は¥6,000だった。

BR01-94 クロノグラフ BR01-94-Sについての考察(2016年3月)

ベル&ロスっての立ち位置って、かつてのパネライのようです。2000年から2001年ぐらいのパネライってまさにいまのベル&ロスのような立ち位置で、ちょっと変わったファッション機械式時計という認識だったのです。

ベル&ロス(現在参考の腕時計がありません)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2013年6月
の最安値(ヤフオク)
2016年3月
の最安値(楽天)
変動額 残価率
ベル&ロス
BR01-94 クロノグラフ
BR01-94-S
中古 2年
9ヶ月
¥278,000 ¥284,000 6,000 102.16%

で、このベル&ロス

時計愛好家の中でも「好きな人は好き」っていう時計でしょう。

パネライと比較して足りないのはストーリーですね。

パネライがかつて、

ロレックスからムーブメント提供受けていた
・イタリア海軍御用達

というストーリーを有しているのに対して、ベル&ロス1990年代初頭に誕生した新興ブランドです。

大きめのケースや文字盤デザインなど、パネライとなんとなく似たような系統を感じさせられるベル&ロス

時計相場が全体的に値上がりしている中で、まったく相場が変わらないというお買い得時計であります。

ちなみにパネライは2013年から10万円以上値上がりしている状況。

ベル&ロスはずーっと中古相場が20万円後半。

ここまで相場が変わらないってのも逆にレアかもしれません。

パネライの時のように、「時代はベル&ロスでしょ!?」ってことになれば値上がりしそうですね。

あと、相場がずっと変わっていないので好きな方は今買っても良いと思いますよ!

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。