デイデイトのオニキスダイアルといえば、80年代に製造された個体が多い印象であり、その存在は5桁リファレンスまでという気もします。
しかし、実は6桁リファレンスとなった2001年以降にもオニキス文字盤は存在し、フルーテッドベゼルの118238とスムースベゼルの118208にオニキス文字盤があるのです。
とはいえ、その数はかなり少なく、中古で売られている姿はあまり見かけません。
オニキス文字盤のデイデイトが世界的に流行っているという様子は1年ほどまえにもお伝えしたとおりですが、最近インスタグラムを見ているとその傾向はさらに強くなっていると感じます。
そのせいか、5桁リファレンスのオニキス文字盤デイデイトの数もかなり少なくなっており、1年の間に売り出されるのは数本といったところです。
また、最近すぐに売れてしまう傾向もあり、先日5桁リファレンスのオニキス文字盤デイデイトが久しぶりに売りに出されている様子を目にした際は、かなり早い段階で売れていました。
そんなレアで人気のオニキス文字盤デイデイトですが、なんと現在6桁リファレンスが229万8000円で売りに出ています。
118238オニキス文字盤は数が少なすぎるため、過去価格の事例が無いのですが、5桁リファレンスと比較すると今回の価格はかなり魅力的に見えます。
6月の記事でお伝えした18238オニキス文字盤の価格は199万8000円ですから、それと比べて、6桁リファレンスは30万円高い計算となります。
オニキス文字盤でない18238と118238の価格を比べると、30万円の差は妥当ですし、安いと判断できます。
118238の通常文字盤が現在売りに出されていないため、ダイヤ文字盤同士で比べた場合、18238Aの前期文字盤が140万円程度、後期ダイヤ文字盤は170万円程度です。
それに対して118238Aは安いモノでも228万円という価格であるため、18238Aの後期文字盤との価格差でも58万円という差になるのです。
よって、5桁との価格差が30万円しかない6桁モデルのオニキス文字盤はお買い得であると判断できるのです。
また、118238のダイヤ文字盤とほぼ同じ額でオニキス文字盤が買えるという点だけ見ても、かなりなお得感を感じます。