ブルガリの腕時計という存在は、現在値下がりしたモデルが目立つ状況です。
しかしそのような状況でも、90年代後半に現行モデルだったブルガリには人気モデルがとても多く、それらに関してはすぐに売れるという状況が続いています。
例えば、アルミニウムの程度の良いモノやスポーツクロノの白文字盤は、売り出されてから1週間経たないうちに売れてしまうという様子をよく見かけます。
また、そこまで早くは無いものの人気が高いと判断できるモノとして、スクーバやブルガリブルガリなどが存在。
特に33mmのブルガリブルガリはブレスレットモデルが人気で、程度の良いモノは気づいたら売れてしまっています。
また、革ベルトのモノは個体数が少なくなってきており、特に自動巻モデルの数が減っている状況。自動巻の革ベルトは、ブレスレットモデルと遜色ない価格になりつつあり、売り出されたモノが確実に売れていくという様子から、隠れた人気があるという状況です。
そんなブルガリブルガリには、金無垢モデルも存在。
ブルガリの金無垢といえば、値上がり傾向なモデルが多い印象なため、ブルガリブルガリの自動巻モデルの金無垢モデルがあった場合、その相場はそこそこ高そうだと感じます。
自動巻+金無垢という要素は、スポーツクロノなどの事例からクオーツよりかなり高くなる傾向があるのです。CH35G(革ベルト)の場合、クオーツだと30万円台で購入可能なのに自動巻となると50万円近いという例はよくありますし、スポーツクロノのコンビも金無垢同様、自動巻が高い傾向です。
しかし、
という内容のこの時計は、現在20万円以下で購入可能。
さらにこの相場は2012年と大きく変わらない状況でもあるのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2012年6月 の安値(ヤフオク) |
2017年10月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ブルガリ
ブルガリブルガリ 自動巻 BB33GL |
中古 | 5年 4ヶ月 |
¥176,000 | ¥198,000 | 22,000 | 112.50% |
金無垢のブルガリは値上がり傾向ですが、値上がりしづらいモデルとしてよく見かけるのは2針クオーツなどの存在。
自動巻金無垢モデルは先の事例のように人気が高く、また以前の記事でもお伝えしたように値上がり傾向なのですが、ブルガリブルガリ金無垢モデルの場合は2012年とほぼ変わらない相場です。
ちなみに、2015年でもそれは同様で20万5000円という水準。20万円を超えていますが、今と7000円しか変わらないため、ほぼ変化のない相場だと判断できます。
ブルガリブルガリの場合、自動巻という要素が人気であり、革ベルトの金無垢という要素も不人気とはならない条件です。
そして、革ベルトだからこそ30万円台で金無垢を買えるという魅力があるのがスポーツクロノなど金無垢ブルガリの良さなのですが、ブルガリブルガリに至っては現在10万円台で『金無垢+自動巻』のモデルを買うことができるのです。