GMTマスター2は近頃とても人気の高いロレックスという印象がありますが、その様子は相場を見ても伝わってくるかと思います。
特に5桁リファレンス時代の16710は値上がり傾向が目立ち、1年少し前まで50万円台で購入できたのが、今では80万円以上出さないと買うことができなくなっています。
また、6桁世代の現行モデルも高くなっており、ベゼルの色に関係なくステンレスモデルが値上がり傾向。黒ベゼルの116710LNは2016年において65万円で購入可能でしたが、こちらも5桁と同様、80万円台となっています。
何かと注目度の高いGMTマスターシリーズですが、今年のバーゼルで新作も発表。10年ぶりに復活したステンレスの青赤ベゼルの登場は、人気の高いGMTマスター2にさらなる話題を提供しています。
そして、その青赤と同時にコンビモデルの新作も発表。こちらは、シリーズ初となるエバーローズゴールドとSSのコンビ仕様となっています。
コンビモデルという存在は、ステンレスと比べると人気が弱く、特にデイトナやノーチラスに関してはその傾向が強いといえます。コンビに対してステンレスモデルのほうが2倍近く高いということも珍しくありません。
しかし、GMTマスター2やサブマリーナのコンビモデルはそれらとは違う様子。同じベゼルの比較だとステンレスよりコンビのほうが安いということはありませんし、黒青ベゼルや緑サブと比べてもコンビモデルのほうが圧倒的に安いということもない傾向です。
ですからGMTマスター2の場合、コンビモデルもステンレスと同じように値動きしている可能性があるといえます。
現在、6桁現行のステンレスモデルは2017年と比べて値上がり傾向です。
では、コンビモデルはどうかというと、こちらもしっかり値動きしている様子です。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2017年9月 の安値(楽天) |
2018年4月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
GMTマスター2 116713LN |
中古 | 0年 7ヶ月 |
¥1,040,000 | ¥1,131,000 | 91,000 | 108.75% |
GMTマスター2の現行YGコンビモデル116713LNは現在、2017年9月と比べて約9万円高くなっている様子です。
この時計、約2年ほど前の2016年5月には95.7万円で購入可能でしたが、ちょうど1年前である2017年4月に100万円以上という水準に達しています。
そしてその後も緩やかに値上がり傾向が続いており、現在は110万円台という水準に達しています。
116713LNの相場は、2016年5月でもちょうど1年前の様子でも、ステンレスの人気モデル116710BLNRと同じ値動きをする傾向があります。
116710BLNRは2018年3月において110万円台となりましたが、それと同様に116713LNも110万円台となっている様子です。