パネライのサブマーシブルといえばラバーベルトの印象がありますが、ブレスレットタイプが存在します。
その初期モデルであるPAM00106は2001年に登場したモデルでなのですが、翌年2002年をもって生産終了となっています。
2000年代前半以前のパネライは、今の印象としては、初期モデルというイメージですが、その時代においてサブマーシブルのブレスレットタイプが存在していたのは意外です。
サブマーシブルは44mmですが、44mmのブレスレットタイプといえば、2002年の登場という印象がありますが、サブマーシブルに関しては2001年に出ていたことになります。
そして、このサブマーシブルはステンレスとチタンのコンビという仕様なのですが、これはエルプリメロ搭載のクロノグラフに採用されていたものというイメージです。
また、このサブマーシブルはサテン仕上げのケースですが、当時のサテンパネライの特徴として青文字盤が採用されていたという点があります。
この要素といえば、40mmブレスレットのPAM00069が人気かつ希少モデルとして存在しており、現在高値傾向となっています。ちなみに69番もこの106番と同様、2001年と2002年のみの製造であるため、レアモデルと認識されています。
よって、このサブマーシブルのPAM00106は、
という人気要素が存在。
それら人気要素の一部を備えたモデルは、69番や72番など高値モデルが多い傾向があります。
ですから、その要素が多く、見た目的にも「レア」という印象なPAM00106はかなり高そうだと感じます。
しかし、実は2015年と比べて値上がりしているどころか、安く購入可能です。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2015年8月 の安値(ヤフオク) |
2018年5月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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オフィチーネパネライ
サブマーシブル PAM00106 |
中古 | 2年 9ヶ月 |
¥600,000 | ¥577,800 | -22,200 | 96.30% |
近頃、パネライにおいて人気かつ高値傾向が目立っていた88番(GMT)や90番(パワリザ)が値下がり傾向の様子があります。
そのため、パネライが全体的に値下がり気味なのかと感じてしまうのですが、PAM00069などは値下がり傾向となっておらず、ヴァンドーム初期世代のモデルなど、特徴的なモデルは安くなっていないと感じます。
それにもかかわらず、このPAM00106はやや安くなっており、さらに現在の価格はPAM00069と数万円しか違わないという状況です。
よって、この特徴的かつレアなPAM00106が、69番など他のモデルと大きく違わない価格帯で買えるというのはお得感があると思います。