アメブロ時代の2010年、当ブログではランゲ1(YG)を約150万円で紹介しました。それが現在、ランゲ1はどんなに安くても200万円を切る価格では入手できなくなっています。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2010年1月 の最安値(ヤフオク) |
2015年8月 の最安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ランゲアンドゾーネ
ランゲ1 (イエローゴールド) |
中古 | 5年 7ヶ月 |
¥1,498,000 | ¥2,600,000 | 1,102,000 | 173.56% |
ランゲアンドゾーネの仕上げの美しさ、良い時計としての評価は
・どの時計がライバルであるか
・ブランドとしてブームになるか
という観点関係なしに成り立っています。
つまり、ランゲアンドゾーネはただそこにある良い時計として時計愛好家たちから好評価を与えられているに過ぎません。
それが、なぜ今回の価格高騰を招いたのか。
通常、腕時計の価格高騰は流通量に対する需要が増えて、プレミア価格化するというのが一般的です。
しかし、こういったことに該当しないランゲアンドゾーネ。
価格が上がった理由は、他の時計の価格高騰の影響を受けたというのが正解でしょう。
ロレックスやパテックフィリップ、パネライ等の相場がドンドンと上がっていく中で、”良い時計”であるランゲアンドゾーネが仮に150万円だとパテックのカラトラバを買うよりお買い得に思えます。
すると、ランゲアンドゾーネに対するお買い得感が出てくるので、ランゲ1の価格も上がるのです。
他の時計の価格が上がったからといって、全ての時計が影響を受けるわけではありません。
このランゲ1のように”良い時計”と言われる時計は強いのです。