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現在相場考察

5万円前後の選択肢、オメガシーマスター120m

2016年4月9日更新
オメガのについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2008年10月の最安値(ヤフオク)と2016年4月の最安値(楽天)を比較し現在相場を考察。この7年6ヶ月での変動は¥14,000だった。

シーマスター120m クオーツ メンズサイズ 2511.31についての考察(2016年4月)

時計ブームが起こった90年代後半、この時計の新品実勢価格は10万円程でした。

この時計、クオーツと自動巻、そしてレディースサイズもある上に、文字盤のラインナップも数種類あります。紺文字盤銀文字盤、そしてちょっとレアな白文字盤、それにクオーツと自動巻があると思っておくと良いでしょう。

オメガ¥50,260〜¥23,703,700(2024年11月24日現在)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2008年10月
の最安値(ヤフオク)
2016年4月
の最安値(楽天)
変動額 残価率
オメガ
シーマスター120m
クオーツ メンズサイズ
2511.31
中古 7年
6ヶ月
¥39,800 ¥53,800 14,000 135.18%

ちなみに、2000年当時の自動巻新品実売価格は13万円前後。その頃、多くの人にとって“入門用時計”となったことでしょう。

120m防水+ステンレスブレスレットはS/elと同じくとっても実用的。季節を問わず活躍してくれることでしょう。

便利さではロレックスオメガはとっても優秀。さらに、奇抜なデザインでもないため、どんな格好でもOKそう。スーツでもカジュアルでも違和感ないと思います。

シーマスター120m、高級腕時計の入門として1本買って毎日使うならベストな1本だと思うのですが、値上がりを期待して買うのであれば、微妙だと思います。というのもこれといった特徴がないからです。

機能も良く頑丈で毎日使っても使い勝手も良いし頑丈という意味で優等生な時計なのですが、それは単に“機能”を並べただけで、感情を刺激するものが少ない。よって、もしも自分が100本ぐらいの時計をコレクションする超コレクターだったとしてもコレクションの中にいれるかは微妙です。

ちなみに、2012年頃までの相場は大体45000円前後。その頃より1万円程度値上がりしています。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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