2018年において、“値動きするデイトナ”として目立っているのは、2000年デビュー世代という印象がありますが、16520世代も負けているわけではありません。
16520は4月まで値動きがあまりない傾向でしたが、それ以降は上昇しており、現在では220万円台という水準に達しています。
16523も2017年に110万円台だったのが、2018年には120万円台となっており値動きしている様子です。
116523の場合、2018年には3ヶ月で10万円以上の値動きとなっているため、それと比較すると16523は値動きしていない印象にも写ります。
では、金無垢はどうかというと16528は今年2018年の2月と比較して約26万円の上昇となっている様子。
半年少しという期間においてこのような値動きをしているというのは116528に負けていない印象です。
ちなみに現在、116528は270万円台という水準ですが、16528は290万円台後半という様子。
コンビの場合、16523より116523のほうが高い傾向がありますが、ステンレスと金無垢はその逆となっています。
本記事で参考とした中古腕時計
|
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2018年2月 の安値(楽天) |
2018年10月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
デイトナ 白文字盤 16528 |
中古 | 0年 8ヶ月 |
¥2,697,840 | ¥2,958,000 | 260,160 | 109.64% |
16520世代のデイトナにはエルプリメロが搭載されているということは有名ですが、この16528にもそれが搭載。
文字盤やバックルなど、当然ですが16520と共通のデザインで、ステンレスの16520に対するイエローゴールド版となっています。
この16528は2018年2月の段階で、2017年1月から約70万円の上昇となっていました。
そしてその値上がり額は、2011年6月から約5年半において値動きした額である約67万円を超えているのです。
ですから、2018年2月の時点でかなり優秀な値動きをしていたこの16528。
一度そのように上昇すると、それ以上の上昇は無いと思った方もいるかもしれません。
しかし、その2月から約7ヶ月経った今、16528はさらに約26万円の上昇となっているのです。
高くなって凄いと思ったら、その時点よりさらに値動きするという事例は最近多々見かけますが、この16528もまさにその事例だといえます。
ちなみに、2017年1月における16528は199.8万円という水準。
これは、今の16520より安い水準です。
現在における16528と16520の価格差は約70万円ですが、2017年1月においては50万円の価格差しかありませんでした。
その時期といえば、16520の値動きが始まった時期ですから、その後16528もしっかり値動きしたことにより、価格差が広がったといえるでしょう。