50万円前後で買える時計シリーズ、この価格まで出すと大体のブランドが出てきました。そういう傾向は以前でも変わりません。しかし、前と変わったのは出てくるタイミング。以前なら『25万円前後』でポロポロ出てきたロレックスのスポーツモデルも今では50万円まで出してやっとサブマリーナ、しかもノンデイトモデル! 現在のブレゲは、そのライバルということなのです!
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2013年4月 の安値(ヤフオク) |
2016年4月 の安値(ヤフオク) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ブレゲ
トランスアトランティック ステンレスブレスレット 3820ST/H2/SW9 |
中古 | 3年 0ヶ月 |
¥385,000 | ¥528,000 | 143,000 | 137.14% |
2013年4月に30万円台後半で買えたトランスアトランティック。それから14万円の値上がりをして現在50万円前後の時計となっています。
2008年3月の相場は58万円前後。実は今の相場って、かつての水準にまだ戻っていないのです。
ちなみに、トランスアトランティックと見た目がそっくりなアエロナバルの違いは、
がトランスアトランティック
がアエロナバルです。
相場はトランスアトランティックのほうが若干高め。定価もトランスアトランティックのほうが約20万ほどお高い高級機です。
とはいえ、実際どちらを買うかは好みの問題でしょう。
ブレゲというブランド、スウォッチグループという後ろ盾があるこの時計、サブマリーナノンデイトとほぼ同価格というのは悲しいかもしれません。
という“ブレゲ”ブランドのクロノグラフは本来デイトナのライバルのはず。しかし、実際の相場は2分の1以下かつサブマリーナノンデイトと同価格。
熱心な時計好きでなくとも知名度があり、一定の人気もあるはずなのに悲しい相場だと思います。
2013年と比べると既に10万円以上値上がりしています。しかし、上記のような事情があるこの時計、2008年基準ぐらいまでは戻っても良いのではと思ってしまいます。