2016年12月頃から、目立った値上がり傾向となっているデイトナ16520。
2016年11月頃までは、約120万円といった水準でしたが、2017年夏頃には200万円台となっています。
ただ、その後はあまり目立った値動きをせず、次に「変わった」と感じる動きとなったのは、2018年になってからだと思います。
デイトナといえば、白文字盤と黒文字盤がありますが、116500LN登場以降は「白文字盤のほうが人気」となっています。
16520や116520が現行だった時代は「黒文字盤のほうが高い」というのが常でした。しかし、116500LN登場後には、16520も白文字盤のほうが高くなるというような影響を受けた時期があったのです。
ただ、現在16520に関しては、再度黒文字盤のほうが目立って高い状況。
黒文字盤16520のボトム価格は、現在275万円という水準になっており、白文字盤より高い水準となっています。
そして、その値動きは、2018年12月からの半年間で約48万円という水準。
2019年における16520の値動きは、5月現在で既に、2018年以上であるように感じます。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2018年12月 の安値(楽天) |
2019年5月 の安値(ヤフーショッピング) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 黒文字盤 16520 |
中古 | 0年 5ヶ月 |
¥2,268,000 | ¥2,750,000 | 482,000 | 121.25% |
16520は、リーマンショック後において、白文字盤が70万円台、黒文字盤が80万円台という水準となっていました。
筆者は、2010年頃、デイトナ16520黒文字盤を88万円で買おうか、迷った記憶があります。
アベノミクス以降、デイトナ16520は120万円程度となったわけですが、2015年時点でも、アベノミクス以前と比較して約28万円の値動きにとどまっていました。
そのような様子は、「16520黒文字盤」という腕時計の王様的キャラクターからすると“弱い”値動きだと感じられたため、2015年時点でも記事で指摘していました。
そんな16520は、2016年の年末からやっと派手な値動きとなるわけです。
2017年夏過ぎというように、一時的に値動きが停滞した時期もありましたが、結局16520は、値動きしているという印象があります。
しかし、2019年現在の値動きを見ると、2018年の値動きは、2017年に対して地味だったと感じます。
2017年9月と2018年12月を比較して、16520黒文字盤が値動きした額は17万円という水準です。
それに対して、2018年12月から2019年5月にかけては、半年で約48万円という値動きとなっているため、2017年ほどのインパクトがあるとといえるように思います。