オーデマピゲ「ロイヤルオーク」、パテックフィリップ「ノーチラス」。この2つに共通するのがジェラルドジェンタがデザインしたという点。両方とも1970年代作品で、その頃ジェンタ氏がデザインした時計は、この2つともう一つ、合計3つの有名な作品があります。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2015年12月 の安値(ヤフオク) |
2016年3月 の安値(ヤフオク) |
変動額 | 残価率 |
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ブルガリ
ブルガリブルガリ メンズサイズ 自動巻 ステンレスブレスレット BB33SSD |
中古 | 0年 3ヶ月 |
¥95,040 | ¥118,584 | 23,544 | 124.77% |
その3つ目がコレ!
ロイヤルオークやノーチラスが“いつかは欲しい”とか”あこがれの時計”という『ありがた時計』の印象。
印象だけでなく、主流モデルの相場は約200万円前後という“価格”の面からしても『ありがた時計』であることは間違いありません。
10万円以下で買えるではないですか!
しかも、単に『ジェンタデザイン』というのではなくて、上にも書いたとおり、
の3つはジェラルドジェンタの代表作。
その代表作の一つが200万円出さなくても手に入る。しかも、200万円どころか10万円以下。。
さらに、かつてこの時計、中古相場が10万円以下ってことはない時計でした。
ブルガリ、カルティエといった宝飾系の時計は10万円以下では買えなかったのです。(一般的なモデル)
それが今では10万円以下。
価格の理由は単に人気がないということでしょう。確かにここ10年でブルガリのイメージはあまり良い方向に向かっていないと思います。
しかし、この33mmのブルガリブルガリとそういった今のブルガリのイメージを混同してはいけません。
という毎日使える内容で、さらにロイヤルオーク、ノーチラスと肩を並べるジェンタデザイン。
ちなみに、耐久性のほうも結構良いです。
筆者のよく知っている人が15年ほどオーバーホール無しで毎日使っていますが、未だにトラブルありません。
ちなみに、2000年に文字盤に「BVLGARI」の表記が入ったのが後期型。
なお、この時計、上に書いた通りの背景のためか、時期によっては高く取引されます。
特に程度の良いモノはそういう傾向があるようで、短期の投資として珍しく良い数値を出している時計を見たって感じがします。