エアキングといえばロレックスのラインアップにおいて最もカジュアルな役割の時計。そして、現在のロレックス相場において20万円台半ばという価格で手に入る唯一の時計でもあります。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2011年7月 の安値(ヤフオク) |
2016年6月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
エアキング ピンク文字盤 14010 |
中古 | 4年 11ヶ月 |
¥148,000 | ¥248,400 | 100,400 | 167.84% |
4桁リファレンスのエアキングやデイトジャストはある意味特殊扱いなので、いつの時代でも20万円以下で販売されることが多いのは先日の記事で触れたとおりです。
日常用途でもバンバン使えて、現在も日本ロレックスでメンテナンス可能な5桁リファレンスのロレックスが20万円半ばで買えるというのは、機械式のオメガを新品で買おうとしたならば40万円ぐらいしてしまう現在において、とってもお買い得な選択肢だと思います。
ちなみに、2016年3月は27万8000円ぐらいが安値だったのですが、ここ何ヶ月かで値下がり傾向です。
かなり斬新な色使いの新型が今年3月のバーゼルで発表され、本来であれば“旧型”は値上がりしそうなとこですが、値下がり傾向です。
とはいっても、エアキングはスポーツタイプの時計ではありませんから旧型が値上がりするという現象は通常見られません。
ただ、新型と旧型の差として新型には無い要素があれば、旧型の存在意義が上がり同時に価値も上がりそうな気がします。
エアキングにおいて旧型にあって新作では選べない要素は「エンジンターンドベゼル」。
5桁リファレンス時代のエアキングにおいて、
というリファレンスの違いがあります。(両方とも“M”が存在)
で、エアキングって「14000」というキリ良いファレンス番号と、そもそもこの時代に5桁リファレンスの「エアキング」を買おうとする人がトケイツウである傾向が強いため、検索するときに「14000」と入力される傾向があるのだと思います。
型番が有名でない時計だったら「オメガ スピードマスター 手巻き」とか調べられそうなところ、エアキングの場合「14000」と検索されてしまう訳です。
つまり、本来「エアキング ピンク文字盤」と打てば出てくるはずのこの時計、「14000」と検索しても出てきません。
なぜかというと、、
だからです。
よって、売れづらいこの時計、14000より安値な相場です。
通常モデルより安く、しかも新型にない要素「エンジンターンドベゼル」まで手に入れられる14010は結構良いと思います。