サブマリーナの1680というと通常モデルと、「サブマリーナ」の文字表記が赤い「赤サブ」が存在します。常に高いのは「赤サブ」ですが、近年過去の赤サブぐらい高くなりつつあるノーマルの1680。当然、赤サブのほうはそれに比例してもっと高くなっています。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2010年7月 の安値(ヤフオク) |
2016年7月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
サブマリーナデイト 1680 |
中古 | 6年 0ヶ月 |
¥439,000 | ¥828,000 | 389,000 | 188.61% |
「いくら儲かる」の欄には記載していなかったと思うのですが、もう10年以上前に日本ロレックスにてオーバーホールを行い、その証明書をつけて約40万円ほどで売却した記憶があります。
今の相場を見ると売らなきゃ良かったと思いますが、当時40万円で売って喜んでいたということは、それ以前はもっと安かったのです。
そんな1680ですが、5桁リファレンスの16610との差は重さと防水性能。
300m防水という16610に対して、1680は200m防水。
なお、日本ロレックスにオーバーホールにだせば防水性能もバッチリにしてくれるので、4桁リファレンスの“アンティーク”ロレックスをプールや海でじゃぶじゃぶにして使うなんてこともできるのはとっても良い魅力でした。
しかも1680って16610より軽いのです。よってつけ心地が非常によく、つけていて疲れません。(5桁リファレンスも疲れませんでしたが)
デイトナなどにおいて、正規オーバーホールに出すと部品の一部が変わってしまい価値が低くなる、ってことがあったりします。
この1680もプラスティック風防の形状が正規オーバーホールに出すと変わってしまいました。
デザイン的には圧倒的にオリジナル(古い)風防のほうがかっこ良いのですが、防水性を考えると風防の交換は必須というロレックスの判断にて交換されてしまいます。
しかし、1680に関しては風防の交換の有無は価値に関係ない模様。
この場合、正規メンテナンスを受けたほうが本物証明的にも防水性能的にも正解だと言ってよいでしょう。
ちなみに、オーバーホール証明のない個体は少し安い価格となっています。
赤サブとは違い、文字盤の改造のリスクは少ないノーマル1680ですが、やはり日本ロレックスの修理証明書があると売る方にとっても買う方にとっても安心なのは言うまでもありません。