シードゥエラーといえばサブマリーナの防水強化版。通常のロレックスデイト表示付きモデルは拡大鏡が付きますが、防水性能を重視するシードウェラーは歴代モデルともに拡大鏡が使いないのが特徴的。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2009年12月 の安値(ヤフオク) |
2016年7月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
シードゥエラー 1665 |
中古 | 6年 7ヶ月 |
¥808,000 | ¥1,105,440 | 297,440 | 136.81% |
そんなシードウェラーのアンティークモデルは、
を備えた見た目的にも“アンティーク”要素をたっぷり楽しむことができるのにもかかわらず610mという脅威の防水性を実現しています。
プラスティック風防で610mってすごいですね。。
とはいえ多くのプラスティック風防を搭載するモデルが「ドーム型」を採用しているのに対してこれはドーム型ではありません。
しかし、それでも現行サブマリーナの2倍以上の防水性を1960年代に実現しているのだからびっくりです。
しかも、日本ロレックスでオーバーホールされた個体はちゃんと610mの防水性能のテストをクリア。
つまり、こんな“アンティーク”な見た目の時計で潜水できてしまうのです。(潜水に使う方はすくないでしょうが)
近年、5桁リファレンスについてはサブマリーナデイトもシードウェラーも価値の差が少なくなっていますが、4桁リファレンスに関してはシードウェラーのほうが高いです。
ただ、1665は以前より高値だったため、大幅な値上がりをしたわけではありません。
そのため、1680と比べると値上がりのインパクトは少ない状況です。
なお、今の相場は5513とほぼ同等。
つまり、かつてより最も値上がりしたのが5513(ふち無し)といって良いでしょう。
なお、上記参考価格は、過去現在ともに日本ロレックスオーバーホール証明付き。
しかも現在売っている個体は2014年というかなり最近オーバーホールされたモノ!
これ、防水性能610mある可能性大です。
約120万円、と言われると1999年は高いと思ったかもしれません。
なぜなら、その頃の“常識”ではシードゥエラー含め4桁リファレンスのロレックスは急激な値上がりをしたので「割高」という印象。
しかし、それから15年以上もずっと高値状態をキープしているアンティークの価値はもはやそっちの価格が適正となりました。
それだけでなく、今の常識において120万円で何が買えるか、ということを考えた時に、
近年整備されたこのシードゥエラー、選択肢として良いと思ってしまうのです。