オメガの「コンステレーション」というと思い浮かぶのはジェラルドジェンタの名前。どことなくノーチラスやロイヤルオークを髣髴とさせるこのデザインはジェンタ氏のモノに見えますが、実は違います。ジェンタデザインなのはCAL.564というもうちょっとクラシカルな見た目のこれとは異なる年式のモデルです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2015年7月 の安値(ヤフオク) |
2016年7月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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オメガ
コンステレーション 白文字盤 1512.30 |
中古 | 1年 0ヶ月 |
¥82,000 | ¥67,800 | -14,200 | 82.68% |
コンステレーションというとイメージするのはこのデザインでしょう。
それもそのはず1982年にモデルチェンジしてから現在まで基本このデザインが引き継がれています。
よく見かけるのはコンビのやつですが、ステンレスもコンビもさほど相場が変わらないという状況はこの手の時計にはよくあること。
一番の特徴は、男性用と女性用が存在すること。
同じデザインで男性用女性用が存在するのは別に珍しいことではありませんが、このコンステレーションこそ男女ペアで買われるケースが最も多い腕時計といっても良いでしょう。
電車でよく見かける年季の入ったおじさまのコンビのコンステレーションは、多分奥様とペアなはず。
そういえば、今まさに都知事選で注目されている小池百合子さんも記者会見の際、コンビのレディースをつけていらっしゃいました。
コンステレーションの相場って、いつの時代でもだいたい10万円以下という印象なのですが、そのような変化が少ない相場において、現在値下がり傾向な模様です。
しかもこのコンステレーション、この価格帯の時計としては珍しく程度の良い物が多いのです。
特に未使用品や新品同様品が結構なペースで出てくるから驚き。
なんとなくの予測にすぎませんが、ずっと使われず押し入れにしまわれていた結納返しの旦那のコンステレーションを奥さんが売った、ということだと思います。
ほぼ新品コンディションのコンステレーションは相場より1万円〜2万円ほど高いですが、売る時もそれは同じこと。
よって、程度がいいコンステレーションを使用頻度低めで着用するのなら、投資対象としてありかもしれません。