時期によって「値動きする」「値動きしない」という傾向があるように感じる216570ですが、ここ5年ぐらいにおいてそういった傾向を感じます。

2020年はどうだったかというと、5月時点では「1年前とほぼ変わらない」という状況。その時期といえば、緊急事態宣言によって多くのモデルが値下がりしてたため、「変わらない」というのは優秀とも感じる側面があったといえます。

とはいうものの、それ以前の動きを見ると、216570はそれほど活発に値動きしているとも感じなかったため、なんだか最近の印象としては「あまり値動きしないモデル」となってしまっていても不思議でないといえます。

そんな216570ですが、今久々に目立った値動きとなっている様子があるのです。

現在、216570黒文字盤のボトム価格は約95万円なのですが、これは5月水準と比較して約13万円値上がりです。

これは、“5ヶ月で10万円以上”という値動きであるわけですが、216570黒文字盤がこのように短期間で10万円単位の値動きをするというのは珍しいといえます。

216570黒文字盤は、2018年まで2016年水準よりも安いという状況でした。長らくピーク水準が2015年という状況が続いており、それを超えることがなかなかできなかったわけです。

そして、2018年になって、ようやく2015年頃の水準を超えた後も、他のモデルと比べると値動きは派手ではなく、もっとも強く動いたのは、『2018年10月⇒2019年5月』の約11万円の上昇だといえます。

つまり、それは「7ヶ月で約11万円」という動き。それに対して今回は「5ヶ月で約13万円」ですから、216570黒文字盤としてはこの5年で最も派手な動きといえるのです。

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本記事の価格比較

黒文字盤は、今回の値動きによって90万円台となっているわけですが、これは黒文字盤としては「初の90万円台」だといえるでしょう。

近年において216570は、黒文字盤よりも白文字盤のほうが高いという傾向がありますが、実際白文字盤は2019年8月に90万円台となっているのです。

ただその後、全体的な値下がりトレンドが発生したため、白文字盤の値動きはそこでストップ。黒文字盤の値動きも同様で、80万円台のまま止まっていたといえます。

そして、今回そんな黒文字盤が久々に値動きしたわけですが、その動きが「5ヶ月で約13万円」というように活発であるわけです。

なぜこのタイミングで活発に値動きしたのか分かりませんが、何かしらの勢いを感じるのは確かだと感じられます。