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現在相場考察

7ヶ月間で110万円もの上昇、ロイヤルオーク14790ST.OO.0789ST.10

2021年9月14日更新
オーデマピゲのロイヤルオーク14790ST.OO.0789ST.10について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年2月の安値と2021年9月の安値を比較し現在相場を考察。この0年7ヶ月での変動は¥1,106,000だった。

ロイヤルオーク 14790ST.OO.0789ST.10についての考察(2021年9月)

2020年の夏頃から、特に目立った値動きとなっているロイヤルオーク。この1年間の動き方は、ノーチラス以上に派手といった感覚があります。

今回取り上げるのは、14790STの白文字盤ですが、このモデルは2020年まで、現在の動き方とは異なる値動きをしていました。

ロイヤルオークといえば、2020年よりも前の段階から「動いている」という傾向があったものの、そういったことに該当するのは15400STなど、近代的なモデルが主といった傾向でした。

14790STは、その2つ前のモデルにあたるわけですが、世代的にはノーチラス3800/1Aの後期モデル、黒文字盤などと同じです。

その世代の3針ロイヤルオークといえば、この14790STの他に、15000STがあったのですが、これらはともに2018年ぐらいの段階では、それほど動いていなかったのです。

むしろ、今の値動きを見ると、過去の様子は「ほとんど動いていなかった」という感想になるでしょう。

では、現時点でこの14790ST.OO.0789ST.10がどういった水準になっているかというと、約357万円であります。

前回この時計のことをお伝えしたのは、今年2月ですが、その時点では約246万円という様子でした。ですから、この7ヶ月間で110万円もの上昇という値動きになっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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オーデマ・ピゲ AUDEMARS PIGUET ロイヤルオーク 14790ST.OO.0789ST.10 ホワイト文字盤 中古 腕時計 メンズ

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年2月
の安値
2021年9月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
14790ST.OO.0789ST.10
中古 0年
7ヶ月
¥2,469,000 ¥3,575,000 1,106,000 144.80%

14790ST.OO.0789ST.10は、2018年8月の段階で135万円だったのですが、変化が見らるようになった2020年8月時点では、約167万円に上昇しています。

そして、その半年後である今年2月には約246万円に到達。その時点では、約79万円の上昇となっていました。

それから今にかけても同じような上昇が続き、先にお伝えしたように、2021年2月⇒9月の7ヶ月間では約110万円の上昇となっているのです。

その結果、今や14790ST.OO.0789ST.10は350万円台という水準に達し、かつてとは比べ物にならないぐらい高い水準となっています。

2020年夏頃までは、1年で10万円程度といった値動きをしていたような感覚だったのが、今や半年といった単位で100万円程度といった値動きをするようになったわけですが、こういったことは、ロイヤルオークの勢いが凄まじいということを象徴しているように感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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