ロイヤルオークといえば、ノーチラスやオーバーシーズと同じく三雲ブランドの「スポーツライン」です。三雲ブランドのスポーツラインはノーチラス/アクアノート、ロイヤルオーク、オーバーシーズの4つなのですが、70年代デビュー組と90年代デビュー組に分かれます。90年代組なのがアクアノートとオーバーシーズであり、このセグメントの腕時計に「チタン採用」なんていう新しいことを行うのはそっちかとおもいきや、なんとロイヤルオークが先行者。
というより、今でもオールチタン製の腕時計って三雲ブランドではロイヤルオークしか無いと思われます。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2008年9月 の安値(ヤフオク) |
2016年8月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
オーデマピゲ
ロイヤルオーク オフショア チタン クロノグラフ 25721TI |
中古 | 7年 11ヶ月 |
¥1,298,000 | ¥1,880,000 | 582,000 | 144.84% |
近年、ベゼルにチタンを採用したオーバーシーズが出たり、ステンレスとチタンのコンビのピアジェポロが出るなど、雲上系価格帯のスポーツラインにおいても部分採用される傾向のあるチタン。
そういう傾向になったのって、2009年頃だったりするのですが、ロイヤルオークは90年代からチタンモデルが存在します。
しかも、他のブランドと違い、90年代からすでにオールチタン仕様。
ちなみに定価は約200万円、新品実売価格約140万円でした。
で、2008年9月の相場は約130万円とかつての新品価格とあまり変わりない状況。
100万円以上の価格帯で新品と中古の差が10万円とは非常に強い時計であると思います。
そしてそこからこの時計、なんと60万円以上の値上がりをしています。
三雲ブランドの腕時計でチタンが選べるのはこの時計ぐらい。
というか、チタンが選べるのって、
などに限られます。
そんな数少ないオールチタンの時計において最高級のポジションなのがロイヤルオークオフショア。
チタン枠として最高峰、という非常に分かりやすい腕時計です。