ノーチラスよりも、コンプリケーションモデルに力を入れているロイヤルオーク。
ノーチラス初のコンプリケーションモデルが2005年登場であるのに対し、ロイヤルオークのそれは1981年に出ていたわけです。
その際、ロイヤルオーク初のコンプリケーションとして登場したのは、なんと永久カレンダー。
それを皮切りに、様々なコンプリケーションモデルが展開されています。
今回お伝えする、デュアルタイムが登場したのは1990年で、それ以降長らくラインナップされ続けていました。
ただ、デュアルタイムの見た目は、3針などとは異なり、世代の差を感じづらいため、「どれがどの世代」なのか分かりづらいといえます。
最も新しいのは、この26120STだといえるのですが、これは2006年頃にデビューしたモデル。世代的には15300や15400と同じといえるでしょう。
そんな26120STの相場はどうなっているかというと、やはり3針同様「凄い値動き」という状況。
ちょうど3年前の2018年9月、この26120STは195万円で購入可能だったのですが、2021年の今となっては、468万円という水準に到達しているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
※広告が含まれる場合があります
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2018年9月 の安値 |
2021年9月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
オーデマピゲ
ロイヤルオーク デュアルタイム 26120ST.OO.1220ST.01 |
中古 | 3年 0ヶ月 |
¥1,950,000 | ¥4,680,000 | 2,730,000 | 240.00% |
こういった値動きは、3針だけでなく、クロノグラフとも同様。オフショアでないロイヤルオークは、やはり全体的に評価される傾向があるといえます。
なお、この26120STは、現在では生産終了となっている様子。
また、現在デュアルタイムの新しいモデルは出ていないため、これがデュアルタイムとしては最後のモデルといえるかもしれません。