オイスタークォーツには、独特の魅力がありますが、2017年ぐらいまでの時点では「全く評価されていない」という傾向でした。
例えば、5桁世代の機械式デイトジャストのボトム価格が30万円前後だったならば、オイスタークォーツは20万円以下といった様子で、明らかに安い価格帯に位置していたのです。
しかし、2019年、そんなオイスタークォーツに異変が起こります。
長らく20万円以下といった水準が主という感覚だったオイスタークォーツが、2019年6月に約37万円という水準に達したのです。
2019年6月の約37万円という価格は、機械式デイトジャストと“同様”だったわけで、ようやくオイスタークォーツも機械式並に評価されるようになったといえます。
そして、今となってはオイスタークォーツ17000はさらに上昇している様子。
なんと、現在水準は約59万円となっているのです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2019年6月 の安値 |
2021年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトジャスト 銀文字盤バー 17000 |
中古 | 2年 4ヶ月 |
¥375,840 | ¥599,500 | 223,660 | 159.51% |
前回お伝えした2019年6月水準が約37万円、現在水準が約59万円ですから、今回の値動きは『2年4ヶ月で22万円ほどの上昇』ということになります。
かつてのオイスタークォーツへの印象からすると、打って変わって高く評価されるようになったといえますが、今回の動き方は「オイスタークォーツだけが動いた」というわけではない様子です。
というのも、先日お伝えしたように、現在デイトジャストの16233も60万円台といった水準になっているからで、デイトジャストは全体的に値動きしているといえるのです。