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現在相場考察

オイスタークォーツも上昇、デイトジャスト17000

2021年10月11日更新
ロレックスのデイトジャスト17000について斉藤由貴生が執筆。本記事では2019年6月の安値と2021年10月の安値を比較し現在相場を考察。この2年4ヶ月での変動は¥223,660だった。

デイトジャスト 銀文字盤バー 17000についての考察(2021年10月)

オイスタークォーツには、独特の魅力がありますが、2017年ぐらいまでの時点では「全く評価されていない」という傾向でした。

例えば、5桁世代の機械式デイトジャストのボトム価格が30万円前後だったならば、オイスタークォーツは20万円以下といった様子で、明らかに安い価格帯に位置していたのです。

しかし、2019年、そんなオイスタークォーツに異変が起こります。

長らく20万円以下といった水準が主という感覚だったオイスタークォーツが、2019年6月に約37万円という水準に達したのです。

2019年6月の約37万円という価格は、機械式デイトジャストと“同様”だったわけで、ようやくオイスタークォーツも機械式並に評価されるようになったといえます。

そして、今となってはオイスタークォーツ17000はさらに上昇している様子。

なんと、現在水準は約59万円となっているのです。

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2019年6月
の安値
2021年10月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトジャスト
銀文字盤バー
17000
中古 2年
4ヶ月
¥375,840 ¥599,500 223,660 159.51%

前回お伝えした2019年6月水準が約37万円、現在水準が約59万円ですから、今回の値動きは『2年4ヶ月で22万円ほどの上昇』ということになります。

かつてのオイスタークォーツへの印象からすると、打って変わって高く評価されるようになったといえますが、今回の動き方は「オイスタークォーツだけが動いた」というわけではない様子です。

というのも、先日お伝えしたように、現在デイトジャスト1623360万円台といった水準になっているからで、デイトジャストは全体的に値動きしているといえるのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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