2016年夏頃まで、10万円以下という水準だったオメガのダイナミッククロノグラフ。
この5240.50は、1997年に登場した世代のダイナミックで、当時の立ち位置としては「廉価モデル」でした。
そういったこともあり、2016年夏頃までの中古相場が10万円以下という水準だったわけです。
しかし、このダイナミック、生産終了から時間が経った今としては、非常に魅力的。もはや、廉価モデルという立ち位置だったからこそ、醸し出せる独特な雰囲気が出ていると思います。
そういったこともあり、このダイナミックのクロノグラフモデル、5240.50は、2016年冬頃から上昇。2016年12月には10万円以上という水準になり、その1年後の2017年12月には約13万円となっていました。
そして、2018年にはさらに上昇し、8月時点で約15万円という状態になっています。
けれども、その後この5240.50はあまり伸びることはありませんでした。
2016年⇒2018年夏までは、10万円以下⇒約11万円⇒約13万円⇒約15万円というように変化していたのですが、2020年9月水準はどうだったかというと、約15万円。2018年8月水準と「ほぼ同じ」だったのです。
そんな、5240.50ですが、2021年冬の今、久々に上昇している様子となっています。
では、現在水準はどうなっているかというと、約17万円という水準であります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年9月 の安値 |
2021年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
オメガ
ダイナミック 5240.50 |
中古 | 1年 2ヶ月 |
¥159,500 | ¥179,300 | 19,800 | 112.41% |
2016年冬から2018年夏まで、約11万円⇒約13万円⇒約15万円という動きとなっていた5240.50。今回は、3年3ヶ月のブランクを経た変化だといえます。
なぜ、約15万円となってから3年も「動き」がなかったのかは不明ですが、今回久々に動いたことにより、今後どうなっていくのか興味深いと思います。