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現在相場考察

210万円台という様子、デイトナ16523シャンパン文字盤

2021年12月3日更新
ロレックスのデイトナ16523について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年5月の安値と2021年12月の安値を比較し現在相場を考察。この0年7ヶ月での変動は¥283,400だった。

デイトナ シャンパン文字盤 16523についての考察(2021年12月)

16523は、全デイトナの中で、“最も中古相場が安価”という傾向がありますが、それだけでなく、16520と比べてあまり値動きしない傾向があるなど、これまで「安価」という印象がありました。

とはいえ、そんな16523の「値動きしない」「安価」というイメージは、今や過去のもの。というのも、今年8月にもお伝えしたように、今や16523(白文字盤)は200万円以上という水準にまで上昇しているからです。

さて、今回はシャンパン文字盤の事例をお伝えするのですが、こちらは現在210万円という様子となっています。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年5月
の安値
2021年12月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
シャンパン文字盤
16523
中古 0年
7ヶ月
¥1,816,600 ¥2,100,000 283,400 115.60%

今年5月時点では180万円台だったわけですから、7ヶ月で『180万円台⇒210万円台』という変化が起きたといえます。

そして、もう一つ興味深いのが、この210万円というボトム価格が、116523のそれを上回っているということです。

デイトナは、SSやYGの場合、116520よりも16520が高いという傾向があるわけですが、なぜだか、コンビだけは116523よりも16523のほうが安価という状況が長らく続いていたのです。

最初にそのことを指摘したのは、2016年のことでしたが、それから今に至るまで基本的に変わっていなかったといえます。

それが、現時点では、16523のボトム価格が116523のボトム価格を上回っているわけですから、珍しい現象となっている状況だといえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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